2014/15 FISスキージャンプワールドカップ男子個人第3戦ルカ

葛西紀明優勝! 伝説は終わらない!

2014年11月29日(土)ルカ(FIN)HS142

① シモン・アマン(SUI) 272.2pt(135.5m 144.0m)
① 葛西 紀明(土屋ホーム) 272.2pt(145.0m 131.5m)
③ セベリン・フロイント(GER) 268.7pt(135.0m 137.5m)

18 伊東 大貴(雪印メグミルク) 220.2pt(124.5m 128.0m)
36 小林 潤志郎(雪印メグミルク) 79.6pt(113.5m)
37 竹内 択(北野建設) 79.1pt(112.0m)
46 清水 礼留飛(雪印メグミルク) 59.5pt(107.0m)

 



同点優勝に葛西とアマンは声を揃えてアンビリーバボー!

たら・ればを言ったらきりがないけど葛西の2本目は上位陣の中で最も向かい風が弱かった。
1本目をトップで折り返したけど、2本目だけ見れば5位。
単独で勝ってほしかったけど、この条件の中ではむしろ負けなくてよかったというべきかな。

葛西の優勝は今年1月のバートミッテルンドルフ以来となる通算17勝目。
そして自らが持つ史上最年長優勝を42歳5か月に更新。
アマンは昨日に続きクーサモ2連勝。通算23勝目。

 

試合は荒れた。
昨日同様、というか、いつものクーサモ同様に終始向かい風。
ときに強くなりシグナルレッドも何度か出た。

そんな中、ヴェリンガーが転倒。
空中で横に体をひねって背中からバーンに叩き付けられた。
2本目開始早々にはラニセクが着地直前にビンディングが外れてつんのめるように転倒。
両者とも救護員に運ばれながらも観客に手を振る気丈さを見せたけど大事に至らないことを祈るばかり。

 

それにしても-
荒れた試合でも強い奴は強い。
葛西の1本目とアマンの2本目にそれが表れていた。