スロベニア団体戦初優勝 日本は4位
2021年1月23日(土)リュブノ(SLO)HS94/K85
2nd World Cup Competition
1 | スロベニア | 1064.8pt | ||
クリネツ、ロゲリ、ボガタイ、クリジュナル | ||||
2 | ノルウェー | 1046.9pt | ||
クバンダル、ビョルセット、オプセット、ルンビ | ||||
3 | オーストリア | 1028.9pt | ||
イラシュコ、エダー、ヘルツル、クラマー | ||||
4 | 日本 | 989.6pt | ||
丸山希、岩渕香里、伊藤有希、高梨沙羅 | ||||
5 | ドイツ | 968.0pt | ||
6 | ロシア | 925.6pt | ||
7 | フランス | 882.1pt | ||
8 | ポーランド | 864.6pt |
12月18日にラムサウでの開幕戦が行われてから1ヵ月以上が過ぎ、札幌と蔵王のキャンセルを経て、ようやく女子WCが還ってきた。今季はここまでWCだけでなくCOCも全戦キャンセル。実戦の場を求めて金曜の予選には実に76名もの選手がエントリー。この団体戦にも過去最多の13チームがエントリーした。
勝ったのはスロベニア。
2017/18シーズンから始まった女子団体戦でこれまで3度の2位がありながら届かなかった勝利をようやく手に入れた。
2015/16から改修されたこの台は、アプローチの形状が特徴的でとにかくタイミングが合わせにくいといわれる。実際この日もほとんどの選手が踏み外していた。
そんな中、地の利があるのかスロベニア勢は前日の予選でもトップ7までに4人が入る好調さを見せていた。
その4人がチームを組み念願の初優勝。2位ノルウェーに17.9pt差をつけた。
ただ、クリジュナルは少し苦戦した印象がある。
1本目では高梨、ルンビ、クラマーの後塵を拝し、2本目ではさらにアルトハウスにも上回られた。
もっとも、1本目では飛距離は4組目トップ。2本目は初優勝へのプレッシャーだったろうか。
日本チームは高梨が冴えた。
1本目は4組目でトップ。2本目は3位。個人戦も期待できそうだ。
ただ、他の3人は冴えなかった。
中断期間中の国内戦2試合(STVカップ、HBCカップ)で表彰台を独占した3人だったが、やはりWCは勝手が違うか。
WC団体戦の全7試合で表彰台が取れなかったのはこれが3度目(2019リュブノ4位、2020リュブノ9位、今回4位)
世界選手権までに何とか調子を上げていきたい。