開幕戦はプレヴツ兄弟対決 兄ぺテル転倒で弟ドメン初優勝
2016年11月25日(金) ルカ(FIN)HS142/K120
1st World Cup Competition
① ドメン・プレヴツ(SLO) 321.8pt(138.5m 140.5m)
② セヴェリン・フロイント(GER) 318.3pt(140.0m 140.0m)
③ ぺテル・プレヴツ(SLO) 310.6pt(143.0m 140.5m)
12 竹内 択(北野建設スキー部) 297.5pt(133.0m 133.5m)
13 伊東 大貴(雪印メグミルクスキー部) 295.5pt(132.0m 139.5m)
18 葛西 紀明(土屋ホームスキー部) 288.6pt(136.5m 129.5m)
28 作山 憲斗(北野建設スキー部) 270.0pt(134.0m 131.5m)
32 小林 陵侑(土屋ホームスキー部) 136.5pt(133.0m)
昨シーズンは強風で2戦ともキャンセルとなったルカ。
開幕戦となったこの試合では、ここがクーサモであることが嘘のように、ただの一度も赤い風が吹くことなくサクサクと試合が進んだ。
1本目は、ぺテル・プレヴツがヒルサイズオーバーの143.0mでトップ。
セヴェリン・フロイントが2位。
やはりこの二人か。
ところがそこに、1本目4位だったドメン・プレヴツが来た。
いつも以上とも見えた低く這うようなフライトから完璧な着地を決めカレントリーダーに。
プレッシャーを受けたのかフロイントはドメンの後塵を拝し、最後のぺテルが・・・
…なんと、まさかの転倒。
兄の転倒によりドメン・プレヴツの初優勝と相成った。
いやはや、開幕戦から面白すぎるし。
開幕戦の初優勝は、ビエグン、コウデルカ、タンデに続いて4年連続かな。
日本人の最高位は竹内 択の12位。
夏の王者マチェイ・コットが5位と好調な滑り出し。
昨シーズンあれほどの勢いを誇ったノルウェー勢の最高位はタンデの14位というお寒い結果。
なお、ヤンネ・アホネンがこの試合で400戦出場を達成。