一戸くる実がK点越え2本で連勝 中村優斗は逆転で競り勝つ

全日本スキー連盟A級公認
女子組
| 1 | 一戸 くる実(雪印メグミルクスキー部) | 218.0pt |
| 2 | 櫻井 梨子(あいおいニッセイ同和損保) | 201.0pt |
| 3 | 岩佐 明香(大林組スキー部) | 198.5pt |
| 4 | 中山 和(日本ビールスキー部) | 196.5pt |
| 5 | 斎藤 優(LuFT) | 194.0pt |
| 6 | 岩崎 里胡(戸田建設株式会社) | 182.5pt |
| 7 | 五十嵐 彩佳(ガスワンスキーチーム) | 172.0pt |
| 8 | 鴨田 鮎華(ブレイズスキーチーム) | 171.5pt |
| 9 | 中村 安寿(白馬村スキークラブ) | 165.5pt |
| 10 | 藤元 彩子(法政大学) | 164.5pt |
男子組
| 1 | 中村 優斗(COOTS SC) | 225.0pt |
| 2 | 藤田 慎之介(Farm Fujita) | 223.0pt |
| 3 | 池田 龍生(雪印メグミルクスキー部) | 221.0pt |
| 4 | 竹花 大松(土屋ホームスキー部) | 220.5pt |
| 5 | 山元 豪(ダイチ) | 220.0pt |
| 6 | 山根 和治(東京美装グループスキー部) | 219.5pt |
| 7 | 竹内 択(team taku) | 209.5pt |
| =8 | 栗田 力樹(COOTS SC) | 208.5pt |
| =8 | 工藤 漱太(雪印メグミルクスキー部) | 208.5pt |
| =8 | 千葉 大輝(日本大学) | 208.5pt |
女子組は一戸くる実が、国内雪上シーズン開幕2連勝。
ただ一人K点ジャンプを、しかも2本揃えて見せた。2位に17.0pt差をつけての大勝。
自ら「勝たなければならない試合」と位置付けた名寄の連戦をしっかりと勝ち切った。
2位と3位は、前戦と順番は入れ替わったが、櫻井梨子と岩佐明香が2試合連続の表彰台となった。
男子組は中村優斗が1本目の4位から、1本目同点トップだった藤田慎之介、池田龍生らを逆転して勝利を収めた。
中村は、11月初旬の全日本選手権LHでは、本命視されていたコンチネンタルカップ(COC)の派遣を逃してしまった。
仕切り直しではあるが、この日の勝利と前日の3位という結果により、COC札幌大会の出場権獲得は堅いのではないだろうか。
男子において、この名寄連戦はCOC札幌大会の出場権が懸かっている。
そこでの成績を足掛かりにワールドカップ(WC)札幌大会に出場することがステップアップの王道であり、ましてや今年はこれがミラノ・コルティナ五輪へのラストチャンスともなる。
COC札幌大会の選考人数は10名。次の1から4の優先順位で選考される。
- 2025-2026 WCスタンディングス上位
- 2025-2026 COCスタンディングス上位
- Junior World Ski Championships2026 代表選手 2 名
- 下記大会を選考試合として2試合のジャンプポイント合計の上位
- 名寄ピヤシリ大会
- 吉田杯
1と2の人数が確定的ではないので何とも言えないが、4で選考されるのは3名前後となるのではないだろうか。
計算上は、5名寄2連戦の総合上位5名は次の通りとなるはず。
- 160pt(3位/1位):中村 優斗
- 160pt(2位/2位):藤田 慎之介
- 132pt(1位/8位):栗田 力樹
- 82pt(8位/4位):竹花 大松
- 81pt(5位/7位):竹内 択

