スキージャンプFISワールドカップ2025/26男子個人第8戦クリンゲンタール

圧勝のドメン・プレヴツが3連勝 二階堂蓮4位 小林陵侑5位

10th World Cup Competition
  • 2025年12月13日(土)
  • クリンゲンタール(GER)
  • Large Hill Individual
  • HS140/K125

Official Results

1  ドメン・プレヴツ(SLO) 298.5pt
2  シュテファン・クラフト(AUT) 273.0pt
3  フィリップ・ライムント(GER) 271.9pt
 
4  二階堂 蓮(日本ビールスキー部) 266.7pt
5  小林 陵侑(TEAM ROY) 265.7pt
14  中村 直幹(Flying Laboratory SC) 252.2pt
26  佐藤 幸椰(雪印メグミルクスキー部) 238.4pt
42  内藤 智文(山形市役所) 108.7pt
   小林 朔太郎(雪印メグミルクスキー部) 予選53位

予選リザルト 本戦リザルト


ドメン・プレヴツが圧倒的な強さを見せつけた。
1本目は142.5m。2本目は143.0m。ただ一人ヒルサイズオーバー。しかも2本揃えた。飛型点も高い。

2位に25.5ptもの大差をつけての圧巻の勝利によりプレヴツは3連勝。
この日は、妹のニカ・プレヴツも優勝しており、兄妹同日優勝となった。
総合では、2位ラニセクに117ptの差をつけて首位を走っている。

2位はシュテファン・クラフト。
第一子の出産に立ち会うためにヴィスワを欠場したが、戻ってきてすぐに表彰台。
パパとしての初優勝はお預けとなったが、その日はすぐにやってくるだろう。

2戦連続の3位となったのはフィリップ・ライムント。
あまりにも低調なドイツ勢の中にあって、孤軍奮闘で自国開催での面目を保った。
今季3度目の3位。2位も一回ある。勝てそうで勝てない状態が続いており、はつらつとして表情の中にも悔しさがにじむ。

11位の折り返しから、2本目は2位の得点で7人捲って4位となった二階堂蓮。
開幕当初は二本揃えることを課題に挙げていたが、そこで言及していたのは1本目が良くても2本目で緊張してしまうということ。でも、2本目で順位を上げられるようになってきている。
2試合連続の4位。トップ10が当たり前に感じられるようにもなってきている。

小林陵侑は5位。
ここまでの8試合で全試合シングル順位なのは陵侑だけ。高いレベルで安定していることの証左。

WC総合順位