スキージャンプFISワールドカップ2025/26男子個人第1戦リレハンメル

チョフェニック、ヘール、クラフト オーストリアが表彰台を独占

2nd World Cup Competition
  • 2025年11月22日(土)
  • リレハンメル(NOR)
  • Large Hill Individual
  • HS140/K123

Official Results

1  ダニエル・チョフェニック(AUT) 311.5pt
2  ヤン・ヘール(AUT) 307.2pt
3  シュテファン・クラフト(AUT) 306.3pt
 
5  小林 陵侑(TEAM ROY) 304.1pt
17  小林 朔太郎(雪印メグミルクスキー部) 283.5pt
20  二階堂 蓮(日本ビールスキー部) 280.5pt
28  中村 直幹(Flying Laboratory SC) 268.7pt
31  内藤 智文(山形市役所) 134.3pt
32  佐藤 幸椰(雪印メグミルクスキー部) 133.0pt

予選リザルト 本戦リザルト


1本目が終了した時点での順位は、1位クラフト(AUT)、2位プレヴツ(SLO)、3位ホッフマン(GER)。
これぞワールドカップ! という、強豪国がしのぎを削っている感があった。

ところが終わってみればオーストリアが表彰台を独占。一気にオーストリア選手権の様相に。
しかもこれ、並びが昨季の総合順位のワン・ツー・スリーと完全一致。
勢力図は書き変わってはいないということか。

2本目は追い風がかなり強まり難しい試合ではあったと思う。そのせいか、2本の順位に乖離が見られる選手も多い。
ただ、そんな状況下でも強い者たちが上位を占めた。昨シーズンのパシュケのようなサプライズもなく、大本命が当たり前のように表彰台に居並んだような格好だ。

そんな争いとは少し離れたところに、もう一つの大きな戦いがあった。
内藤智文のWC初ポイント獲得の戦いだ。

予選で25位。今度こそいけると思われた。
6番スタート。飛んだ時点では2位。その後しばらくは上位に残り続けた。
もちろん上位勢が登場してくれば厳しくなってはきたが、ガイガーやスンダルが落ちたこともあり、ギリギリではあるがいけそうな気配は確かにあった。

しかし、終わってみれば31位。
僅か0.7pt足りなかった。
1ポイントのなんと遠いいことか。

でも大丈夫。次はきっといけると信じている。