ピンケルニッヒとザイフリーズベルガーがワンツー 伊藤有希は10位
Official Results
1 | エバ・ピンケルニッヒ(AUT) | 243.1pt |
2 | ジャクリーン・ザイフリーズベルガー(AUT) | 240.2pt |
3 | カタリナ・シュミット(GER) | 238.0pt |
10 | 伊藤 有希(土屋ホームスキー部) | 220.5pt |
12 | 高梨 沙羅(クラレ) | 216.2pt |
20 | 丸山 希(北野建設SC) | 203.1pt |
21 | 勢藤 優花(北海道エネルギースキー部) | 201.9pt |
今季のスケジュールの中で最も小さなHSの台であるヒンツェンバッハ。
前戦ヴィリンゲンとのHSの差は57mもあるが、2週間あいているので影響はないだろう。
トップで折り返したザイフリーズベルガーは、カレントリーダーのピンケルニッヒに対してリクエストで1段ゲートを下げた。
95%以上飛んで加点はもらえたが、ピンケルニッヒに逆転を許してしまった。
高さのあるピンケルニッヒは、この小さな台だと着地に難が出る。実際2本とも飛型点が悪かった。
一方、ザイフリーズベルガーは2本とも高得点が出た。
勝機はあったので、コーチリクエストのない展開も見て見たかった気はする。
ピンケルニッヒは今季4勝目。通算13勝目。
ザイフリーズベルガーは今季2勝目とはならなかったが3度目の表彰台。
7位から上がってきたシュミットは今季3度目の表彰台。ドイツ勢がようやく総合トップ10に上がってきた。
予選で34位と振るわなかった伊藤有希は、本戦ではしっかりとトップ10に入ってきた。
1本目の着地でよろめいてしまった高梨沙羅は12位。
小さな台ゆえにスペクタクル性はないものの、フライト終盤で何とか揚力を得ようとしている様などが見て取れて、そういった点に見ごたえがあったように思う。
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