クラフトが今季8勝目 ライムントがコスと同点でワールドカップ初表彰台
Official Results
1 | シュテファン・クラフト(AUT) | 281.6pt |
=2 | ロブロ・コス(SLO) | 278.4pt |
=2 | フィリップ・ライムント(GER) | 278.4pt |
5 | 小林 陵侑(TEAM ROY) | 267.1pt |
8 | 二階堂 蓮(日本ビールスキー部) | 260.3pt |
17 | 小林 潤志郎(雪印メグミルクスキー部) | 245.2pt |
26 | 中村 直幹(Flying Laboratory SC) | 236.1pt |
42 | 竹内 択(team taku) | 96.4pt |
4位で折り返したライムントの2本目は、フライトの最終盤まで高さを保ってぐんぐんと伸びた。
最後はドスンと落ちる感じで飛型点は大きく削られたものの、HSを7.0m上回る十分すぎる飛距離のおかげてカレントリーダーに。
続くジワは、観客の大半を占めるポーランドサポの期待を一身に担ったが、ライムントに逆転を許してしまった。
結果は4位。表彰台には届かなかったが自身の今季最高位のみならず、ポーランドにとっての今季最高位。一筋の光明。
これで、ワールドカップ初表彰台が決まったライムント。
見つめる先は前日の優勝者コス。
微妙なラインに着地したが果たしてー
なんと同点。
それを知るや何故か大爆笑のライムント。
アメリカンなドイツ人が陽気にコスを迎え、二人は笑顔で抱き合い健闘を称えあった。
そしてラストはクラフト。
またまた、微妙なラインに着地したが抑え切った。
今季8勝目。通算38勝目。
小林陵侑は5位。
二階堂蓮は自己最高位を二つ更新し8位。
風に翻弄されたレークブラシッド。
WFが効いていないのか緑のラインの信憑性が疑わしいのが少し気になりはしたけど、コスの初優勝とライムントの初表彰台もあって個人的には満足度は高い。
なお、この試合でシモン・アマンがWC出場500試合を達成。
1本目を飛び終えたところでごく簡単なセレモニーがなされた。
この記録は2016年3月17日のプラニツァにて葛西紀明が史上初めて達成している。
その時に比べるとあまりにも簡素すぎた感じがするのだが… パイオニアと二人目の違いだろうか。
さて、いよいよ次戦は札幌大会。
2月13日に代表選手が選考基準通りに順当に発表された。
がんばれ チームJAPAN!
いいね!が励みになります