ヴェリンガー今季初優勝 ドイツ16季ぶりワンツー
2017年12月3日(日) ニジニ・タギル(RUS)HS134/K120
6th World Cup Competition
① アンドレアス・ヴェリンガー(GER) 275.7pt(132.0m 133.5m)
② リヒャルト・フライターク(GER) 270.9pt(131.0m 138.0m)
③ シュテファン・クラフト(AUT) 263.5pt(128.0m 133.5m)
31 中村 直幹(東海大学) 103.7pt(118.0m)
42 佐藤 幸椰(雪印メグミルクスキー部) 96.7pt(116.0m)
予選不通過 作山 憲斗(北野建設) 51位
予選不通過 原田 侑武(雪印メグミルクスキー部) 56位
予選不通過 伊藤 将充(土屋ホームスキー部) 62位
ヴェリンガー今季初優勝。前日の勝者フライタークが2位となりドイツは見事にワンツーフィニッシュを飾った。
ヴェリンガーは2016/17ヴィリンゲン以来となる通算3勝目。
フライタークはスタンディングに80pを加えイエロービブを守った。
2位で折り返したアイゼンビヒラーは初優勝の期待もかかったけれど結果は4位。自己最高位(3位)の更新も逃してしまった。
2本目もそんなに悪くはなかったように見えたけれど、3位クラフトにわずかに0.2pt及ばず、残念ながらドイツの表彰台独占とはならなかった。
なお、ドイツのワン・ツーは16年ぶりとのこと。
ホントかなぁと思って調べてみると、確かに2001/02エンゲルベルクでの優勝シュテファン・ホッケ、2位スヴェン・ハンナバルトまで遡る。
意外と言えば意外だけど、シュミット/ハンナバルト時代以降はフロイントの出現までドイツは低迷期があったからね。
連覇を狙うクラフトはそろそろ勝利が欲しいところ。
でも、昨季の初勝利も8戦目の4HT初戦。ストッフも昨季の初勝利は5戦目。
二人とも全く慌てる必要はない。
日本勢は2戦連続のノーポイント。
中村直幹は僅か0.1pt差で2本目進出を逃した。
着地を決めると両手で小さくガッツポーズ。その後も終始笑顔で本人的にはかなり手ごたえがあったのだろう。実際、決して悪いジャンプではなかったように思う。
今季は札幌大会が無いので、ひょっとするとこの2戦が最初で最後のチャンスになることもあり得る。だとしたらあまりにも悔しいね。