ヴェリンガーが僅差でV 日本勢は惨敗を喫する
2017年1月29日(日) ヴィリンゲン(GER)HS145/K130
18th World Cup Competition
① アンドレアス・ヴェリンガー(GER) 242.3pt(147.5m 135.0m)
② シュテファン・クラフト(AUT) 242.0pt(148.5m 135.5m)
③ マニュエル・フェットナー(AUT) 241.0pt(144.5m 136.0m)
37 葛西 紀明(土屋ホームスキー部) 96.0pt(131.0m)
44 小林 陵侑(土屋ホームスキー部) 86.3pt(129.5m)
47 作山 憲斗(北野建設スキー部) 80.1pt(127.0m)
予選不通過 小林 潤志郎(雪印メグミルクスキー部)
予選失格 竹内 択(北野建設スキー部) スーツ違反
このところ絶好調のヴェリンガーが、弱冠18歳で初優勝を遂げた2014年ヴィスワ(こちら)以来となる通算2勝目を挙げた。
とはいえ、2位クラフトとはわずか0.3pt差の勝利。
ラストのタンデが失速したのを見ても、ヴェリンガーはまだ勝利を確信できずに首をひねっていたけれど、点数が出るや否や観客も含めて最高潮に盛り上がった。
絶好調になりつつあるフェットナーも、優勝までわずか1.3pt差の3位で今季2度目の表彰台。
4位のタンデでさえ、優勝までわずか1.9pt差。
タンデは1本目で149.5mのビッグジャンプを見せトップで折り返したけれど、2本目は空中で風にあおられたかスキーが上下にフラフラと・・・
タンデはわりとこういう場面に出くわすことが多いような気がする。
終始、大倉山ばりの強い向かい風が吹いたけど、唯一ドーメンの2本目だけ風が弱まった。
何よりも気になったのが、ドーメンのアプローチ。
いつも、あんなにレーンにスキーをガチャガチャぶつけてたっけ?
見るとやはりスピードが出ていない。
5連勝をかけて臨んだストッフは5位。
特に悪い点はなかったように見えた。今日はストッフの日ではなかったというだけのこと。
日本勢は、一人も2本目に残れず。
新スーツ投入効果は残念ながら無かったようで・・・
大貴に続き竹内も帰国。
フライングが何かを変えてくれることを祈るばかり。