ドメン・プレヴツ圧巻の155.0mで3連勝 二階堂蓮はヒルサイズジャンプで今季6度目の表彰台

Official Results
| 1 | ドメン・プレヴツ(SLO) | 264.2pt |
| 2 | 二階堂 蓮(日本ビールスキー部) | 242.2pt |
| 3 | カール・ガイガー(GER) | 237.8pt |
| 9 | 小林 陵侑(TEAM ROY) | 217.0pt |
| 11 | 内藤 智文(山形市役所) | 214.5pt |
| 12 | 佐藤 幸椰(雪印メグミルクスキー部) | 212.5pt |
ドメン・プレヴツは札幌第2戦で見せたように、まるでバタ足のように空中で左右に激しく揺れた。しかも2本とも。
それでも1本目は146.5m。着地もしっかりと決めてトップで折り返し。
2本目はさらにバタついたが、届いた先はヒルレコードに0.5m差まで迫る155.0m。
今度はテレマークを端からあきらめたように大きくしゃがみ込んでのランディングだったが、有り余る飛距離で大勢に影響なし。
圧巻のパフォーマンスとなったこの2本目は、本人にとっても相当満足度が高かった模様。
札幌から続く3連勝。今季10勝目。通算19勝。
2位は二階堂蓮。
条件の良さを味方にグイグイと飛距離を伸ばし1本目は145.0m、2本目は147.0mで着地も決めた。
ヒルサイズに届いたのはプレヴツと二階堂だけ。ドメンに負けないパフォーマンスだったと思う。
今季6度目の表彰台。
当たり前のようにこうした結果をもたらす姿が眩しすぎるし、155.0mを飛んだドメンに対し「僕もそれくらい飛べる可能性がある。異次元とは思わない」という自信も頼もしい。
そして3位にはカール・ガイガー。
前日の混合団体で久々に会場を沸かす1本を見せたけれど、どうやらそれはフロックではなかった。
今季は開幕から全く良いところがなく五輪メンバーにも選ばれなかったが、ここにきて本人も驚くほどの好パフォーマンスにより好結果。
日本勢は、小林陵侑が1本目24位で少し驚かされたが、2本目は3位の得点で爆上げして結果は9位。
第14戦インスブルックの10位に次ぐ今季のワースト順位ではあるが、出場した試合で全てでトップ10入りしており、これはプレヴツでさえ達成できていない。
内藤智文は、1本目13位から2本目は7位の得点で順位を上げて見せた。
内藤にとって、ここヴィリンゲンは2018年2月にワールドカップ(WC)初挑戦となった地。
その時は予選で56人中最も悪い条件に当たってしまい涙をのんだが、今は安心して観ていられる。
佐藤幸椰も、1本目15位から2本目は8位の得点で順位を上げた。
2018年に内藤がWC初挑戦したその試合で、佐藤幸椰は29位となりWC初ポイントを獲得している。
その二人が今季、五輪代表入りを懸けて競い合った。いずれもコンチネンタルカップから這い上がった。現在、総合で幸椰が28位、内藤が29位。
ちょっとした縁を感じる。

