女子は勢藤優花、男子は中村直幹が全日本選手権NH初優勝
2016年11月13日(日) 山形県 クラレ蔵王シャンツェ HS106/K95
女子(ゲート1本目25、2本目26)
① 勢藤 優花(北海道メディカルスポーツ専門学校) 189.5pt(90.5m 85.0m)
② 高梨 沙羅(クラレ) 181.5pt(89.5m 81.5m)
③ 岩渕 香里(北野建設スキークラブ) 146.5pt(79.0m 76.5m)
4 小林 諭果(早稲田大学) 127.5pt(73.0m 74.0m)
5 茂野 美咲(CHINTAIスキークラブ) 121.5pt(73.5m 70.0m)
6 丸山 希(飯山高校) 108.0pt(69.0m 68.5m)
7 岩佐 明香(日本大学) 107.0pt(70.5m 68.5m)
8 澤谷 夏花(北海道畠山GYM) 100.5pt(75.0m 60.0m)
9 成田 楓(日本大学) 100.0pt(68.0m 67.0m)
10 大井 栞(札幌日本大学高校) 98.0pt(69.0m 64.5m)
男子(ゲート1本目23、2本目-)
① 中村 直幹(東海大学) 118.0pt(98.0m)
② 竹内 択(北野建設スキークラブ) 117.0pt(97.0m)
③ 伊東 大貴(雪印メグミルクスキー部) 111.0pt(94.0m)
4 佐藤 幸椰(雪印メグミルクスキー部) 108.5pt(93.0m)
5 作山 憲斗(北野建設スキークラブ) 107.0pt(92.5m)
6 伊藤 謙司郎(雪印メグミルクスキー部) 106.0pt(92.0m)
7 鈴木 翔(japan at home) 105.5pt(92.0m)
8 岩佐 勇研(札幌日本大学高校) 102.0pt(90.0m)
9 山川 太朗(東海大学付属札幌高校) 101.0pt(90.0m)
10 古賀 極(東海大学) 99.0pt(89.0m)
2015年1月の雪印メグミルク杯では、1本目に最長不倒となる95.0mを出したものの、高梨沙羅に逆転され2位に終わった勢藤優花。
この日は、1本目を2位沙羅に対しわずか1.0pt差のトップで折り返したが、その座を守り抜くだけでなく2本目で差を広げての勝利で全日本選手権初制覇。
沙羅が国内で敗れたことで大騒ぎになったりもしているようだけど、この夏の宮の森(こちら)でも伊藤有希に敗れているし、そこまで騒ぐことでもないと思う。
男子は、強い日差しでアイストラックが溶けてしまったために2本目キャンセル。
1本目の成績により、中村直幹が1.0pt差で全日本選手権初優勝を遂げた。
WC遠征組不在で決めていた全日本チャンピオンの座を、全員参加で競わせようと昨年からWC開幕前に開催されるようになった全日本選手権。
今季はLHを白馬で、NHを蔵王で行ったために1週間のインターバルが生じた。
そのせいもあってか、土屋ホーム勢はNHを欠場して“予定通り“海外合宿へ。
結局、葛西、有希、陵侑ら優勝候補が不在となった。
う~ん・・・
これだと、冬から移してきた意味が・・・
しかも、アイストラック溶けちゃうリスクを冒してまで移してきたのに。
一方、良かったのは生中継。
NHK-BSは、女子WCでも生中継の実績があるけれど国内戦では珍しいね。
録画中継では上位の選手たち以外はバッサリとカットされるので、そういう選手たちの映像を見られるのはとても新鮮だった。
讃良貴志ってアプローチの姿勢がピオトル・ジワみたいに膝を内側に入れるんだなぁ・・・とかね。
彼のフライトはジャンプ場で何度も見てきたけど、私がいつも見ている位置からだとアプローチもカンテも全く見えないので、テレビでカットされてしまうと他に見る術はないわけで。
現地で観るよりテレビで観た方が得られる情報が多いってこともあるなぁと思ったね。