ヘールとチョフェニックでオーストリアがワンツー 小林陵侑は今季初参戦で表彰台

7th Grand Prix Competition
Official Results
1 | ヤン・ヘール(AUT) | 274.3pt |
2 | ダニエル・チョフェニック(AUT) | 272.2pt |
3 | 小林 陵侑(TEAM ROY) | 261.7pt |
5 | 中村 直幹(Flying Laboratory SC) | 255.7pt |
14 | 二階堂 蓮(日本ビールスキー部) | 244.0pt |
21 | 佐藤 幸椰(雪印メグミルクスキー部) | 235.3pt |
24 | 小林 朔太郎(雪印メグミルクスキー部) | 235.3pt |
2026年2月に開催されるミラノ・コルティナ冬季オリンピックのプレ大会と位置付けらていることから各国一線級の選手たちが揃ったバルディフィエンメ。
表彰台の3人はいずれも今季グランプリ(GP)第7戦目にして初参戦となった選手たち。
改装されたプレダッツオの台のこけら落としでもあったが、彼らにはあまり関係ないみたい。
1本目で最長不倒の107.5mを飛んだヤン・ヘールは、高い飛型点も相まってトップで折り返し。
106.0mを飛んで2位につけた僚友のダニエル・チョフェニックが、2本目ではヘールを2.0m上回る103.0mで背後に迫ったが、2.1ptの僅差でヘールが逃げ切った。
ワールドカップ(WC)では5勝を挙げ、昨季は総合2位だったヘールだが、GPはこれが初勝利。
昨季WCでの初優勝から8勝を挙げ総合優勝に輝いたチョフェニックは、GPでは1勝を含む5度目の表彰台。
1本目でヘール、チョフェニックに次ぐ105.0mの飛距離で4位で折り返した小林陵侑。
2本目は追い風が強まるなか、何とか98.0mまで伸ばして表彰台を掴んだ。
陵侑の改装プレダッツオの印象は、フライトの終盤で「たたき落される感じになる」
そして「結構難しさがある」としながらも「凄く面白い台」
まぁ、小林陵侑にかかると、どんな台でも面白い台になるという気がしないでもない。
5位の中村直幹が総合3位に浮上。
総合2位には小林朔太郎がつけている。