スキージャンプFISグランプリ2024女子個人第1戦クーシュベル

高梨沙羅がサマー開幕戦で2位 日本勢は全員ポイント獲得 優勝はクリネツ

1st Grand Prix Competition
  • 2024年8月13日(火)
  • クーシュベル(FRA)
  • HS132/K125

Official Results

1  エマ・クリネツ(SLO) 256.1pt
2  高梨 沙羅(クラレ) 244.3pt
3  ジャクリーン・ザイフリーズベルガー(AUT) 241.6pt
 
11  岩佐 明香(大林組スキー部) 199.1pt
17  一戸 くる実(CHINTAIスキークラブ) 167.7pt
19  宮嶋 林湖(松本大学) 159.2pt
24  櫻井 梨子(あいおいニッセイ同和損保) 151.4pt
28  佐藤 柚月(札幌日大高校) 134.1pt

本戦リザルト


2024のサマーグランプリが男女揃ってクーシュベルで開幕した。

当初案からアルマトイ(KAZ)とフレンシュタート(CZE)が除外され、カレンダーにはクーシュベル(FRA)、ヴィスワ(POL)、ルシュノフ(ROU)、ヒンツェンバッハ(AUT)、クリンゲンタール(GER)が記載された。

なお、ヒンツェンバッハは男子のみとなるが、その他は全て男女揃って同会場での同日開催となる。
また、開幕直前の8日にヴィスワの台が強い嵐により損壊。一旦キャンセルとなることが発表され、9月に延期して開催する方向で調整されている。

新たなルール変更としては、ジャンプスーツにチップを導入することとなった。これに伴ってスーツの使用数が制限される。
また、飛型点におけるテレマークの比重が高まり、テレマークが決まらなかった場合の減点が、これまでのマイナス2点からマイナス3点となる。

優勝はエマ・クリネツ。
強い追い風の難しいコンディションの中でしっかりと2本を揃えた。
GPでは、昨季最終戦クリンゲンタールでクリジュナルの全勝を阻んだとき以来となる通算4勝目。

昨季のGPで総合2位だった高梨沙羅は、初戦で2位と幸先の良いスタート。
昨季GPで3度の2位を獲ったのに続き、3シーズン連続37回目の表彰台。

3位は昨季のWCを沸かせたザイフリーズベルガー。
オーストリアは4位エダーと共に2本目はコーチリクエストを使ったが、両者とも加点は得られなかった。

日本勢は全員ポイントを獲得。
札幌3連戦で、本調子ではないように見えた岩佐明香と宮嶋林湖もしっかりと結果を出したので安心した。

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