2014/15 FISスキージャンプワールドカップ男子個人第14戦タウプリッツーバートミッテルンドルフ

フロイントがシーズン最初のフライングを制し今季2勝目

2015年1月10日(土)タウプリッツーバートミッテルンドルフ(AUT)HS225/k200

① セヴェリン・フロイント(GER) 420.5pt(227.5m 210.0m)
② シュテファン・クラフト(AUT) 394.4pt(224.0m 197.5m)
③ ユーリ・テペシュ(SLO) 390.2pt(186.5m 231.0m)

5 葛西 紀明(土屋ホーム) 368.4pt(176.5m 213.5m)
17 竹内 択(北野建設) 302.4pt(162.5m 170.0m)
18 小林 潤志郎(雪印メグミルク) 300.2pt(163.0m 190.0m)
22 伊東 大貴(雪印メグミルク) 289.0pt(191.0m 152.0m)

予選不通過 作山 憲斗(北野建設)
予選不通過 清水 礼留飛(雪印メグミルク)

 



追い風が強く、序盤からたびたびシグナルレッド。
風向・風速のグラフィック画面を何度も見る羽目に。
とにかく風の当たり外れが激しすぎ。
なんたって、フライングマイスターのクラニエッツが116.0mで最下位なんだから切なくなる。

 

フライングらしいグングン伸びてなかなか落ちない飛躍を見せてくれたのは1本目のフロイントとクラフト、2本目のテペシュぐらいかな。
そしてその3人がボディウムに乗った。
フロイントは12月のニジニ・タギル以来となる今季2勝目。
テペシュの表彰台っていつ以来だろうか?

 

1本目11位で明らかに不満そうな表情だった葛西は、2本目に213.5mで5位に浮上。
まあ、1本目はWFが+24.7ptの風の中で飛ばされたわけだからね。
でも、この日は他にも20点越えのWF加点の選手がごろごろ。
逆にトップの3人、特にフロイントとクラフトは風の影響が比較的少なかった。

 

それにしても観客の盛り上がりがすごいね。
頭より高い位置であんなに一斉に国旗振ったら、視界の妨げになってよく見えないんじゃないかって他人事ながら心配してしまう。

 

 

そういえば、ロイツルが引退を発表。
先日、クラフト・ハイベック時代が来るか?なんてこと書いたばかり。
オーストリアは確実に世代交代が進んでいる。