伊藤有希が2位表彰台 プレヴツは逃げ切り今季5勝目
11th World Cup Competition
Official Results
| 1 | ニカ・プレヴツ（SLO） | 235.2pt |
| 2 | 伊藤 有希（土屋ホームｽｷｰ部） | 223.1pt |
| 3 | アレクサンドリア・ルティト（CAN） | 216.7pt |
| 11 | 高梨 沙羅（クラレ） | 204.2pt |
| 15 | 勢藤 優花（北海道エネルギーｽｷｰ部） | 195.2pt |
| 22 | 丸山 希（北野建設SC） | 178.3pt |
| 37 | 一戸 くる実（CHINTAIｽｷｰｸﾗﾌﾞ） | 74.6pt |
| 39 | 岩佐 明香（大林組ｽｷｰ部） | 74.2pt |
| 宮嶋 林湖（松本大学） | 予選42位 | |
| 小林 諭果（CHINTAIｽｷｰｸﾗﾌﾞ） | 予選43位 | |
| 岩崎 里胡（下川商業高校） | 予選44位 | |
| 藤元 彩子（弘前工業高校） | 予選46位 | |
| 櫻井 梨子（あいおいニッセイ同和損保） | 予選47位 | |
| 五十嵐 彩佳（ガスワンｽｷｰﾁｰﾑ） | 予選49位 | |
札幌で今季2勝目を挙げた伊藤有希。
もう一試合も5位。
スタンディングにおいて2試合で145ptを積み上げ総合2位に。
イエロービブのニカ・プレヴツは、札幌ではロストバゲージの不運も影響してか2試合とも10位。
積み上げたポイントは52に留まった。
69ptにまで差が縮まって迎えた蔵王。
伊藤有希には、今季開幕戦で優勝したことで初めて身にまとったイエロービブの奪取に期待がかかった。
しかし、さすがのプレヴツ。1本目で貯金を作り難なく逃げ切った。
今季・通算ともに5勝目。
伊藤有希は4位で折り返した。
2本目は踏切で大きく踏み外したが、それでも、この日の全選手中で一番の向かい風に乗って飛距離を伸ばした。
踏切で失敗しても空中の技術でリカバーできたようで、勝てはしなかったものの手ごたえのあるパフォーマンスで今季3度目となる表彰台をゲットした。
プレヴツとの差は89ptに開いたが、総合3位のパニエとの差も12ptから60ptに開いた。
ピンケルニッヒやルティトも上位をうかがう状況ゆえに、プレヴツvs伊藤有希のマッチレースというには時期尚早かもしれない。
それでも、今季の伊藤には何かやってくれそうな雰囲気が漂う。
WC初挑戦の藤元彩子など、日本勢は全12名中6選手が予選で涙をのんだ。
札幌で勢いのあった岩佐明香も2本目に進むことができなかった。
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