第62回STVカップ国際スキージャンプ競技大会 FISコンチネンタルカップ2023

ビヨレンがV 二階堂蓮が2位 COC上位7名がWC出場を決める

2023年1月15日(土)北海道札幌市 大倉山ジャンプ競技場 HS137/K123

STVカップ(基本ゲート1本目12、2本目12)

1  ヨアヒム=ウーデゴール・ビヨレン(NOR) 238.5pt
2  二階堂 蓮(日本ビールスキー部) 227.5pt
3  トマシュ・ピルフ(POL) 220.9pt

リザルト

FISコンチネンタルカップ第10戦(基本ゲート1本目12、2本目12)

1  ヨアヒム=ウーデゴール・ビヨレン(NOR) 238.5pt
2  トマシュ・ピルフ(POL) 220.9pt
3  ザク・モゲル(SLO) 214.8pt
 
14  内藤 智文(米沢スキージャンプクラブ) 195.0pt
19  竹内 択(team taku) 190.9pt
22  渡部 陸太(東京美装グループスキー部) 184.1pt
23  佐藤 慧一(雪印メグミルクスキー部) 181.5pt
28  岩佐 勇研(東京美装グループスキー部) 175.0pt
33  原田 侑武(雪印メグミルクスキー部) 80.8pt
34  葛西 紀明(土屋ホームスキー部) 80.5pt
40  竹花 大松(土屋ホームスキー部) 76.7pt
42  清水 礼留飛(雪印メグミルクスキー部) 71.9pt
46  中村 優斗(COOTS SC) 60.4pt

リザルト


昨日のHTBカップで5位だった二階堂蓮がSTVカップで2位となり、2日連続の日本勢最高位。
今季は開幕から初のワールドカップ遠征メンバーとして海外を転戦。夏のGPクーシュベルでは初出場にして初優勝を飾るなど飛躍が期待されるシーズンだったが、WCでは苦しみ、ここまででポイント獲得は開幕戦の28位のみ。
帰国してからのこの2戦が復調への良いきっかけとなることを願いたい。

コンチネンタルカップには昨日と同じく10名がエントリー。
WC札幌大会のメンバー入りを目指して5人の選手がCOCポイントを獲得した。

トップ3 & COCチームJAPAN

ヨアヒム=ウーデゴール・ビヨレン
1 ヨアヒム=ウーデゴール・ビヨレン(NOR)
二階堂 蓮
2 二階堂 蓮(日本ビールスキー部)
トマシュ・ピルフ
3(COC-2)トマシュ・ピルフ(POL)
ザク・モゲル
4(COC-3)ザク・モゲル(SLO)
内藤 智文
14(STV-18)内藤 智文(米沢スキージャンプクラブ)
竹内 択
19(STV-23)竹内 択(team taku)
渡部 陸太
22(HTB-26)渡部 陸太(東京美装グループスキー部)
佐藤 慧一
23(STV-28)佐藤 慧一(雪印メグミルクスキー部)
岩佐 勇研
28(STV-35)岩佐 勇研(東京美装グループスキー部)
原田 侑武
33(STV-36)原田 侑武(雪印メグミルクスキー部)
葛西 紀明
34(STV-41)葛西 紀明(土屋ホームスキー部)
竹花 大松
40(STV-49)竹花 大松(土屋ホームスキー部)
清水 礼留飛
42(STV-51)清水 礼留飛(雪印メグミルクスキー部)
中村 優斗
46(STV-56)中村 優斗(COOTS SC)

表彰式

STVカップ国際スキージャンプ競技会
STVカップ表彰
STVカップ国際スキージャンプ競技会
コンチネンタルカップ表彰

優勝したビヨレンは、WCに17戦出場しポイント獲得は3戦のみ。いずれもフライングで最高位は27位。
27歳という年齢からすると少し寂しい成績にも見えるが、そこはやはり強豪国ノルウェー。Aチーム入りを果たし、そこで活躍し続けることのなんと難しいことか。

COCでは通算6勝目で今季初優勝。この勝利でイエロービブを手に入れた。
こうして日本で活躍した選手にはどうしても愛着が沸く。表彰台での笑顔も素敵でナイスガイといった感じがする。今後もぜひ頑張ってほしい選手の一人となった。

なお、表彰式の写真を見て「なぜ表彰を2回するの?」「なぜ表彰される選手に違いがあるの?」と思った方は、下記の記事をご覧いただきたい。

ピックアップ ギャラリー

昨日はロストバゲージにより1名を除いて参戦できなかったドイツ勢が、無事に荷物が到着し今日は全員参戦。
そのうちの一人フェリックス・ホッフマンとは相性が良いらしく、いつもばっちりとピントが合う(自分比)

なので、過去のCOC札幌大会のギャラリーでも、やたらとホッフマンを取り上げているのだが、それはつまり、なかなかAチームに上がることができないでいることの表れでもある。
25歳。WC出場は6戦。最高位28位でポイント獲得はその1戦のみ。
愛着のある選手。頑張ってほしいなぁ…

そんなホッフマンをはじめとして、遠い遠いSapporoまで遥々やってきてくれた海外選手たちに敬意を表し、下手な写真ではあるが例によって何人かをピックアップしてみた。

マルティン・ハマン
4(STV-5)マルティン・ハマン(GER)
フィリップ・アッシェンバルド
5(STV-6)フィリップ・アッシェンバルド(AUT)
ジャスティン・リッソ
6(STV-8)ジャスティン・リッソ(GER)
マルクス・ミュラー
7(STV-9)マルクス・ミュラー(AUT)
ピウス・パシュケ
10(STV-12)ピウス・パシュケ(GER)
ベンディク=ヤコブセン・ヘッグリ
11(STV-15)ベンディク=ヤコブセン・ヘッグリ(NOR)
ドミニク・ペーター
12(STV-16)ドミニク・ペーター(SUI)
キリアン・バイエル
15(STV-19)キリアン・バイエル(SUI)
ヤクブ・ヴォルネ
25(STV-30)ヤクブ・ヴォルネ(POL)
フェリックス・ホッフマン
32(STV-27)フェリックス・ホッフマン(GER)
マチェイ・コット
35(STV-42)マチェイ・コット(POL)

FISコンチネンタルカップ第11戦(基本ゲート1本目12、2本目14)

1  フィリップ・アッシェンバルド(AUT) 245.5pt
2  ヨアヒム=ウーデゴール・ビヨレン(NOR) 240.4pt
3  フレドリック・ヴィルムスタッド(NOR) 238.8pt
 
23  竹内 択(team taku) 204.2pt
24  佐藤 慧一(雪印メグミルクスキー部) 201.3pt
28  渡部 陸太(東京美装グループスキー部) 197.3pt
29  内藤 智文(米沢スキージャンプクラブ) 193.5pt

リザルト COC総合

表彰式終了後の14時からCOC札幌大会第3戦が行われた。
開催国枠はないのでCOCスタンディングの上位4名が出場し、4人ともポイントを獲得した。

この結果を受けてWC札幌大会の参戦メンバーが決定。
20日と21日の2試合については開催国枠を含む12枠に対し、今季WCでポイントを獲得している5名と今季COCでポイントを獲得した7名が選出された。
22日は開催国枠がないので20日・21日の成績などを見て6名が選出される。

WC札幌大会 日本代表 WCポイント COCポイント
 小林 陵侑(土屋ホームスキー部) 161  
 中村 直幹(Flying Laboratory SC) 118  
 小林 潤志郎(雪印メグミルクスキー部) 12  
 佐藤 幸椰(雪印メグミルクスキー部) 12  
 二階堂 蓮(日本ビールスキー部) 3  
 竹内 択(team taku)   44
 佐藤 慧一(雪印メグミルクスキー部)   41
 内藤 智文(米沢スキージャンプクラブ)   28
 渡部 陸太(東京美装グループスキー部)   24
 岩佐 勇研(東京美装グループスキー部)   18
 原田 侑武(雪印メグミルクスキー部)   2
 清水 礼留飛(雪印メグミルクスキー部)   2