クラマー4連勝 高梨沙羅4位 勢藤優花10位
2021年12月17日(金) ラムサウ(AUT)HS98/K90
7th World Cup Competition
1 | マリタ・クラマー(AUT) | 261.0pt |
2 | カタリナ・アルトハウス(GER) | 256.9pt |
3 | ウルサ・ボガタイ(SLO) | 253.3pt |
4 | 高梨 沙羅(クラレ) | 251.3pt |
10 | 勢藤 優花(北海道ハイテクAC) | 224.3pt |
28 | 岩渕 香里(北野建設) | 181.8pt |
38 | 伊藤 有希(土屋ホームスキー部) | 80.5pt |
53 | 岩佐 明香(大林組スキー部) | 予選落ち |
クラマーが4連勝。
強い追い風が吹く難しいコンディションの試合ではあったが、1本目でトップに立つと、2本目こそやや踏切が遅れて4番手の得点となったが逃げ切った。
通算13勝。サラ・ヘンドリクソンに並び歴代4位タイとなった。
通算勝利数(上位5名)
1 | 高梨 沙羅 (JPN) | 60勝 |
2 | マーレン・ルンビ (NOR) | 30勝 |
3 | ダニエラ・イラシュコ-シュトルツ (AUT) | 16勝 |
4 | サラ・ヘンドリクソン (USA) | 13勝 |
4 | マリタ・クラマー (AUT) | 13勝 |
高梨沙羅は、予選では今季2度目の2位。でも本戦になると表彰台は近いようで遠い。
それでも踏切はだいぶ改善されてきたように見え、2本目はかなり追い風が強い中でも3番手の得点。
ただし、問題はテレマーク。2位アルトハウスを除けば上位陣の飛型点は似たり寄ったりなのだが、逆に言えばそこさえ改善されれば表彰台がぐっと近づく。
実際、3位ボガタイとのさは2.0pt。テレマークさえ入れば順位は入れ替わった可能性が高い。
勢藤優花は2試合連続の10位。空中姿勢に、ほど良い丸みが出てきたように見える。
一方で伊藤有希はノーポイント。高梨、岩渕、勢藤に次ぐ4番手となってしまっている。時折良いジャンプは見せるのだが…
ところで、この試合と2月のヒンツェンバッハでの2連戦を合わせた3試合でAlpenkroneなるタイトルが設けられていることをNHK-BSの中継により知った。
賞金が出たりするのであれば選手にはメリットしかないのでどんどんやればいい。