2018/19 FISスキージャンプワールドカップ女子個人第15戦リュブノ

高梨沙羅 今季初優勝

2019年2月10日(日) リュブノ(SLO)HS94/K85 

18th World Cup Competition 

 高梨 沙羅(クラレ)  223.9pt  89.5m  82.5m
 マーレン・ルンビ(NOR)  221.8pt  82.5m  85.0m
 ユリアーネ・ザイファルト(GER)  216.8pt  85.0m  86.0m
 
16  伊藤 有希(土屋ホームスキー部)  185.3pt  76.0m  83.0m
28  勢藤 優花(北海道ハイテクアスリートクラブ)  165.7pt  81.5m  74.0m
35  丸山 希(明治大学)  71.5pt  78.0m  
39  岩渕 香里(北野建設)  69.0pt 83.0m  

オフィシャル リザルト


 

高梨沙羅が待望の今季初勝利。
昨季は14試合目に当たるシーズン最後のオーベルストドルフで初勝利を挙げそのまま2連勝。今季も初勝利は15試合目。
いちファン目線で見ると少しエンジンのかかりが遅いようにも思えるが、今季はまだ9戦-つまり3分の1が残されている。世界選手権も控えている。面白い展開になることを期待するには十分な時間が残されていると思う。

 

試合は荒れた。
向きが定まらない強い風が吹き、雨も混じった。
試合前に行われた予選は17人飛んだところで続行不能と判断され59人全員が本戦に進んだ。
その本戦も12番から19番の8つのゲートを目まぐるし行ったり来たりする展開。
一人の選手が何度もシグナル・レッドでゲートを外され、その間にゲートを上げたかと思ったらやっぱり下げするというような事態も散見された。
その様はあまりにシュールすぎて、コーチも選手も思わず笑ってしまうという場面も何度か映し出された。

 

ルンビは1本目で追い風で飛ばされたことが不運ではあったけれど、ジュリーに対し素晴らしい仕事をしてくれたと賛辞を送っており、条件の違いに不満を持っているような様子は皆無。
踏切に多少の遅れは見られたけれどルンビはいつも大体こんな感じ。特に失敗したという印象も無い。

 

沙羅の1本目がすべてだった。
条件も良かったとはいえ会心の出来だったと思う。
アプローチの見直しを重点的に行っており他には手を付けていないというが、飛型点で18点台を揃えられたことも良かった。
試合後のインタビューでも表情が明るい。札幌大会の頃とはまるで別人。沙羅ちゃんのメンタルはわかりやすい。