少年組の伊藤将充が成年組を上回る最長不倒 大貴2連勝 沙羅3連勝
2015年8月1日(土) 札幌市 宮の森ジャンプ競技場 HS100 K90
女子組 (ゲート1本目13、2本目13)
① 高梨 沙羅(クラレ) 218.5pt(87.5m 92.0m)
② 伊藤 有希(土屋ホームスキー部) 217.0pt(89.5m 87.0m)
③ 岩渕 香里(松本大学) 188.5pt(79.0m 86.5m)
少年組(ゲート1本目9)
① 伊藤 将充(下川商業高校) 129.0pt(97.5m)
② 栗田 力樹(長野白馬高校) 119.0pt(93.5m)
③ 佐藤 慧一(下川商業高校) 107.5pt(88.0m)
4 永峯 寿樹(長野飯山北高校) 107.0pt(88.0m)
5 岩佐 勇研(札幌日本大学高校) 103.0pt(86.0m)
=6 山川 太朗(東海大学付属第四高校) 97.5pt(84.0m)
=6 安澤 翔一(下川商業高校) 97.5pt(83.5m)
成年組(ゲート1本目9)
① 伊東 大貴(雪印メグミルクスキー部) 129.0pt(97.0m)
② 葛西 紀明(土屋ホームスキー部) 128.0pt(97.0m)
③ 馬淵 源(秋田ゼロックス) 126.0pt(96.0m)
4 渡部 弘晃(東京美装グループスキー部) 124.0pt(95.0m)
5 鈴木 翔(あずまスキークラブ) 121.5pt(96.0m)
6 齋藤 翔太(東京美装グループスキー部) 114.5pt(91.0m)
今年のサマージャンプの北海道ラウンドも早くも終盤戦。
サマーファイナルと全日本選手権を残すとはいえ、それはもうとっくにサマーとは言えない10月後半のこと。
じりじりと焦がれる観戦は今日明日の2試合を残すのみ。
夏そのものが終わっちゃうみたいですごく寂しい。
さて、今日の宮の森は晴れて気温も高かったけど風がある分過ごしやすかった。
けれども、この風が強さも向きも定まらないためレッド頻発で試合は遅々として進まない。
女子の2本目が終わったのは14時近くのこと。
男子2本目はなかなか始まらず、この試合初めての15分ディレイの宣告。
で結局14時30分にそのままキャンセルが告げられた。
ジュリー会議によるディレイは最後の15分のみ。
つまり大きな中断はそれ以外にはなかった。
しかも男子2本目はキャンセル。
なのに試合終了が14時半って・・・
表彰式終わったのは15時。
あのまま男子2本目を行っていたら、いったい何時までかかったことやら。
女子は高梨沙羅が1本目トップに立った伊藤有希を逆転し、朝日、名寄に続く3連勝。
伊東大貴も名寄からの2連勝。
しかし、この日最大の注目点は、その名寄で少年世代でただ一人9位表彰を果たした伊藤将充が、今日は何と大貴と同点で男子総合でも1位となったこと!
最長不倒でも大貴と葛西を上回る堂々のトップレコード!
6月からの海外遠征で何かをつかんで帰ってきたのかな?
女子組
① 高梨 沙羅(クラレ)
② 伊藤 有希(土屋ホームスキー部)
③ 岩渕 香里(松本大学)
少年組
① 伊藤 将充(下川商業高校)
② 栗田 力樹(長野白馬高校)
③ 佐藤 慧一(下川商業高校)
4 永峯 寿樹(長野飯山北高校)
5 岩佐 勇研(札幌日本大学高校)
=6 山川 太朗(東海大学付属第四高校)
=6 安澤 翔一(下川商業高校)
成年組
① 伊東 大貴(雪印メグミルクスキー部)
② 葛西 紀明(土屋ホームスキー部)
③ 馬淵 源(秋田ゼロックス)
4 渡部 弘晃(東京美装グループスキー部)
5 鈴木 翔(あずまスキークラブ)
6 齋藤 翔太(東京美装グループスキー部)
表彰式
女子組表彰 伊藤、高梨、岩渕
女子組最長不倒賞 高梨沙羅
少年組表彰 栗田、伊藤、佐藤
少年組表彰 永峯、岩佐、山川、安澤
少年組表彰
少年組最長不倒賞、伊藤将充
成年組表彰 葛西、伊東、馬淵
成年組表彰 渡部、鈴木、齋藤
成年組表彰
成年組最長不倒賞 葛西紀明、伊東大貴
もう一人、注目せずにはいられないのが大井栞(札幌日本大学高校)
1本目で3位につけ、場内を沸かした。
最終順位は惜しくも4位で表彰台を逃したけれど、やっとその実力に見合った順位を手にしたように思う。