クラフトが真骨頂で今季2勝目 小林陵侑は7位
2022年2月25日(金) ラハティ(FIN)HS130/K116
25th World Cup Competition
1 | シュテファン・クラフト(AUT) | 283.1pt |
2 | ハルヴォア-エグナー・グランネル(NOR) | 268.2pt |
3 | ピオトル・ジワ(POL) | 268.0pt |
7 | 小林 陵侑(土屋ホームスキー部) | 261.2pt |
22 | 小林 潤志郎(雪印メグミルクスキー部) | 240.5pt |
33 | 中村 直幹(Flying Laboratory SC) | 108.4pt |
39 | 伊東 大貴(雪印メグミルクスキー部) | 103.8pt |
43 | 佐藤 幸椰(雪印メグミルクスキー部) | 101.6pt |
49 | 佐藤 慧一(雪印メグミルクスキー部) | 97.6pt |
激しい雪とクルクルと向きを変える風により予選が中止となる難しいコンディション。
そんな中、シュテファン・クラフトが真骨頂とも言える直線的な鋭いジャンプを見せ快勝した。
昨季はコロナや腰痛による欠場などもあり、3位で表彰台に一度上っただけで優勝が無かった。
今季は個人第6戦クリンゲンタールでの優勝を含め3度表彰台に立ってはいるものの、調子は今一つ上がらず、なんとももどかしい感じがしていた。
これがいいきっかけとなればいいね。
1本目をトップで折り返したのはなんとヴォルゲナント。
これまでの最高位は3度の22位。10回しかポイントを獲ったことのなかったオーストリアの27歳。
初優勝・初表彰台の期待もかかったが2本目は伸ばせず。それでも自己最高位の6位。大躍進だ。
表彰台をめぐる争いはかなりの激戦で2位グランネルと3位ジワの差はわずか0.2pt。
そのジワと4位アイゼンビヒラーの差は0.1pt。
アイザイと5位ガイガーの差もわずかに0.4pt。
なお、ジワは今季初表彰台。
日本勢はやはりかなり疲れがあるのだろうか。2本目に残ったのは小林兄弟のみ。
小林陵侑は個人第6戦クリンゲンタールと同位の今期ワースト順位。それでも7位。驚く。