何を今さら的な感じではありますが、男子のワールドカップ観戦ガイドが好評だったので、女子もやっちゃいます。
ていうか、私のブログ、今月に入ってからは検索ワードのほとんど全てが女子ワールドカップがらみなのです。
男子ワールドカップ開催期間中でさえそうでした。
とにかく女子ワールドカップの注目度合いは男子の比ではないようです。
FISジャンプワールドカップレディース2013札幌大会
札幌市 宮の森ジャンプ競技場(ノーマルヒル HS100/k90)
2月2日(土)
・開場時間 9時00分
・試技開始 10時00分
・競技開始 11時00分
2月3日(日)
・開場時間 9時00分
・予選開始 10時00分
・競技開始 11時00分
金曜日の予選の時間は情報がなくてよくわかりません。
11時開始らしいのですが、公式練習が11時なのか、予選が11時なのか、いまひとつはっきりしません。
(追記 エントリーが少ないので予選はしないそうです)
土曜、日曜のタイムテーブルについても正確ではない可能性もあります。間違っていても当方では責任を負いかねますので、自己責任でお願いします。
チケット
・前売券 大人1,600円
・当日券 大人2,000円 65歳以上・高校生1,000円 中学生以下無料
男子のワールドカップは、残念ながら観客はガラガラなので、チケットはプレイガイド等で余裕で手に入ります。私はいつも前日とかにローソンのロッピーで買っています。
でも女子はどうでしょう?
どのぐらいお客さん入るでしょうかねぇ?
なんせ、札幌での女子ワールドカップは初開催ですから予測がつきません。
参考になりそうなのは、昨年の女子ワールドカップ蔵王大会ですが、TVで見る限りはそんなにたくさん客が入っているようには見えませんでした。
とはいえ、蔵王大会だって去年が初開催。ていうか女子ワールドカップ自体か昨年から始まったわけだし・・・
それに、昨年より今年の方が注目度は俄然上がってますしねぇ・・・
宮の森は大倉山に比べてキャパシティは圧倒的に少ないですから、ひょっとしてそこそこいっぱいになることも考えられなくはありません。
事実、2007年のノルディックスキー世界選手権のときはびっしり満員状態になりましたから。
いずれにしても、チケットが完売するってことは無いと思いますがね。
私は既に(1/26)入手済みです。いつもどおりロッピーです。
アクセス
宮の森ジャンプ競技場への行き方は大倉山ジャンプ競技場の行き方と同じです。
・新千歳空港→JR札幌駅 JR快速 約36分~40分 1,040円
・さっぽろ駅→大通→円山公園駅 地下鉄 目安10分(乗換含む) 約240円
・円山バスターミナル→現地 バス 目安15分 200円 (ウィズユーカード可、乗継券可)
札幌の地下鉄は3路線あり、それら全てが大通駅で乗り換えられます。この乗り換えにさえ迷わなければ、そんなに恐れることは無いでしょう。
大通駅からは東西線の宮の沢行きに乗ります。3つ目の駅が円山公園。所用時間5分です。
改札を出ると、ほぼ全員が同じ方向(左)に歩きますから、その流れに乗ればOK。
動物の絵の描かれた地下通路を歩き切ると右手に円山バスターミナルに上がる階段&エスカレーターがあります。
それを上りきると正面のパン屋の前に「ジャンプ場行きバス乗り場→」の看板があります。
まぁ看板が無くてもすぐわかりますけどね。
とにかく階段&エスカレーターを上がったら右にまっすぐ歩けば突き当りがジャンプ場行きのバス乗り場です。オレンジ色の防寒着に身を包んだJR北海道バスの職員の方が待ち構えているのですぐわかります。
バスは時間帯によっては混みます。15分間隔ぐらいで運行しているようなので、混んでれば次を待ってもいいですが、どっちみち15分ぐらいで到着しますから。
・2日(土) 往路 9:00~11:00 復路 試合終了後随時
・3日(日) 往路 9:00~11:00 復路 試合終了後随時
大倉山で大会がある時は、バスは荒井山ジャンプ台を過ぎて右に曲がりますが、宮の森で大会があるときはそのまま道なりに左へ進みます。
この分岐点から大倉山・宮の森共にバスで5分ぐらい。つまり大倉山と宮の森はクルマで10分ぐらいしか離れていないのです。
タクシーで行くことももちろん可能ですが、それ以外の一般車両の乗り入れは制限されるので、クルマで行くことはできません。
ただし、円山動物園第一駐車場を「臨時駐車場」として無料で使用できます。円山バスターミナルを出たバスが円山動物園前で拾ってくれます。
観戦エリア
ブレーキングゾーン横だと、ゲートをスタートするところからサッツ、フライト、ランディング、ブレーキングと余すところ無く見ることができます。
そして何よりも、ゴーグルをはずした選手の麗しきお顔を間近で見ることができます。
普段はテレビでしか見ることのできない選手達を、ほんの数メートル先に見ることができるこの幸せ。
初めて行く方は、まずはこの場所でその幸せに酔いしれてみてはいかがでしょう。
ちなみに、私はいつも、ランディングバーン横の観戦エリアで観ています。大倉山に比べるとこの観戦エリアには簡単に行けます。
ただし、ここからはスタートや踏み切りは見えません。
お食事
大倉山との一番の違いがここです。
お腹がすいても安心の大倉山と違い、宮の森では自販機の飲み物以外に飲食物は販売されていません。
ワールドカップですから、出店ぐらい出てもよさそうですが・・・ まぁ、あまり期待しないで置いたほうがよさそうです。
お土産
大倉山にはあるお土産屋さんも、ここにはありません。
防寒対策
札幌市民は真冬でも街中では「防寒」よりも「おしゃれ」を重視した服装をしています。
でも、ジャンプ観戦ではおしゃれなんかどうでもいい。
常連さんは皆、街中じゃ絶対にしないであろう格好をしていますよ。かく言う私もそう。
例えば、札幌市民はスキーウェア着て街に出たりは絶対にしませんが、ここではスキーウェア着ている人も結構います。それで全然普通。
この冬の札幌は、記録的な寒さが続いています。
何度も大倉山に足を運んでいる私も、今年は例年以上に重装備で臨んでいます。
少しおおげさかな?って思うぐらいの厚着をしてきて、途中の地下鉄の中でどんなに恥ずかしい思いをしても、現地に着いて1時間も経つ頃には、周りで寒そうにしている人たちを横目に「勝ち組」意識にひたれます。
とにかく大倉山と違って、暖を取る場所は皆無といっていい宮の森ですから、行きのバスを降りて帰りのバスに乗るまではずっと外にいることになります。
寒さに凍えるばかりでせっかくのワールドカップ観戦を嫌な想い出にしないように、防寒対策はしっかりと!
ただ・・・、
土曜の予想最高気温はプラス6度。相当あったかそうですが、雨が降るかも。
そして、、日曜の予想最高気温はマイナス5度。1日で11度も下がる。しかも吹雪かも。
この2日間、服装のチョイスは正直難しいです。
その他
大倉山は観光名所でもありますし施設も新しいのでトイレなんかもきれいで女性や小さなお子さんでも安心ですが、宮の森は「競技をやるための場所」といったおもむきで、観戦者のことを考えた施設とはお世辞にもいえません。
あっ、それと、大倉山と違って、ここでは座る場所も皆無です。始まってから終わるまで立ちっぱなしです。
全部まとめると、
寒い中、
雨が降ろうが吹雪だろうが、
ずっと外に出ずっぱりで、
立ちっぱなしで、
おなかがすいても食べるものもなく、
トイレに行くにも並ばなければならない。
それが宮の森でのジャンプ観戦です。
初観戦の方にとって少しでも参考になればとの思いで書きましたが、独断と偏見の部分も多々ありますので、あくまでも参考程度にとどめておいてくださいね。
特にタイムテーブルに関しては情報が少ないので正確ではない可能性もあります。自己責任でお願いしますね。
とにかく皆さん、一緒に女子ワールドカップ札幌大会を存分に楽しみましょう!
出場選手
高梨 沙羅(グレースマウンテンインターナショナルスクール)
伊藤 有希(下川商業高校)
渡瀬 あゆみ(サッポロスキッド)
平山 友梨香 (北翔大学SC)
小浅 星子(ライズJC)
茂野 美咲 (ライズJC)
開催国枠
葛西 賀子(日本空調サービス)
竹田 歩佳 (ライズJC)
松橋 亜希(東海大学)
何でも、明日16時から札幌駅前通地下歩行空間で「ゼッケン授与式」を行うらしい。
せっかくなんだから、もっとちゃんと告知しようよ。
コメント
明日初めてスキージャンプの観戦に行くものです。すごーく参考になりました。ありがとうございました。