高梨沙羅2連勝 ドイツ勢が背後に迫る
2017年2月4日(土) ヒンツェンバッハ(AUT)HS94/K85
13th World Cup Competition
① 高梨 沙羅(クラレ) 242.1pt(87.5m 91.0m)
② カタリナ・アルトハウス(GER) 237.9pt(89.0m 88.5m)
③ カリーナ・フォークト(GER) 234.0pt(88.5m 87.0m)
4 伊藤 有希(土屋ホームスキー部) 230.8pt(85.5m 85.0m)
7 勢藤 優花(北海道メディカルスポーツ専門学校) 223.5pt(84.5m 87.0m)
19 岩渕 香里(北野建設スキークラブ) 195.9pt(77.5m 81.0m)
日本シリーズで勝てなかったことで高梨沙羅は色々と言われたけれど、ルシュノフで節目の50勝を挙げ、この日は接戦を制し2連勝。
圧倒的な勝利ではないことにまた色々と言う向きもあるようだけど、そもそも、ここは小さな台なので差が付きにくい。
1本目はタイミングが遅れて飛距離を伸ばせずヘルツルに同ポイントでトップに並ばれ、アルトハウスが0.2pt差、フォークトが0.9pt差で背後にピタリと張り付く大混戦。
でも、2本目でただ一人90mオーバーを出し、ライバルたちを突き放しての勝利。
なかなかの勝ちっぷりではないか。
圧勝するよりむしろ見ていて気持ちが良い。
アルトハウス今季・通算とも2度目の表彰台。かつ、2位は自身最高位。
フォークトは今季初表彰台。フォークトの表彰台は、2015年2月のここヒンツェンバッハ(こちら)での優勝以来、実に2年ぶり。
伊藤有希は2戦連続の4位。しかも今季4度目の4位。
勢藤優花は3戦連続のトップ10入り。
勢藤の表彰台は、条件さえかみ合えば、もうホントにすぐそこまで来ているようにも思うんだけれど、有希でさえ4度もあと一歩が届かなかったわけだから、やはり近くて遠い場所なんだなぁとつくづく思う。