2015/16 FISスキージャンプワールドカップ男子個人第8戦オーベルストドルフ

ジャンプ週間開幕戦 フロイントが1本目5位からプレヴツに逆転勝利

2015年12月29日(火)ジャンプ週間第1戦 オーベルストドルフ(GER)HS137/K120

① セヴェリン・フロイント(GER) 307.2pt(126.0m 137.5m)⇔ ジワ
② ミハエル・ハイベック(AUT) 304.2pt(130.0m 139.0m)⇔ アイゼンビヒラー
③ ぺテル・プレヴツ(SLO) 299.9pt(129.5m 130.0m)⇔ ストエルネン

5 葛西 紀明(土屋ホームスキー部) 290.6pt(127.0m 133.5m)⇔ グランネル
18 竹内 択(北野建設スキー部) 250.1pt(119.5m 119.0m)⇔ アレクサンダー
24 伊東 大貴(雪印メグミルクスキー部) 246.3pt(120.5m 113.5m)⇔ ヤンダ

33 栃本 翔平(雪印メグミルクスキー部) 116.7pt(121.0m)⇔ タンデ
34 作山 憲斗(北野建設スキー部) 116.4pt(118.0m)⇔ ライエ
45 小林 潤志郎(雪印メグミルクスキー部) 104.2pt(112.0m)⇔ ガイガー

 


 

2本目の基本ゲートは15番。
それがラスト10人で激しく変動した。

 

まずは、1本目8位の葛西の前で2つ下がり13番。
そして次の7位ガングネスでこの試合初めての向かい風。
6位ハイベックも向かい風でゲートが1つ下がり10番に。
5位フロイントも向かい風で更に1つ下がり9番に。
その後再び追い風となりラスト3人(クラフト、タンデ、プレヴツ)は12番ゲートに。

 

う~ん・・・ちょっとドタバタしすぎな気もする。
結果論にすぎないけれど、ゲートの上げ下げだけで対応するんじゃなくて、もう少し風待ちをすることはできなかったかなとは思う。向かい風はガングネス、ハイベック、フロイントの3人だけでおさまったわけだし。
正直、フロイントとハイベックは得をした感じだし、逆転を食らったプレヴツと7位まで落ちちゃったクラフトはかわいそうな感じが否めない。
まぁ、いずれにしてもルールの上でのことだからしょうがないんだけどね。
ちなみに1本目2位から10位まで落ちたタンデは単なる自滅。

 

白眉は葛西かな。
2本目の133.5mと19点が並んだテレマークランディングは、ファンタスティック!(byユロスポ実況)
新スーツのカラーリングが黄×黒じゃないのだけが唯一気になったけど。

 

もう一人はアマンかな。
悲願の4ヒルズ制覇に向けて2本ともしっかりテレマークを入れてきた。
まぁ点数はそんなに高くなかったし、結果は12位だけど。
アマンにテレマークを入れようとする気持ちが残っていたことにちょっと安心したよ。

 

しかし、それにしてもすごい観客の数だね。
やっぱりジャンプ週間はテンションあがるよね。