2014/15 FISスキージャンプワールドカップ男子個人第10戦オーベルストドルフ①

ジャンプ週間開幕戦 3時間かけて11人しか飛べずキャンセルに

2014年12月28日(日)オーベルストドルフ(GER)HS137/k120



日本時間深夜0時30分開始予定だったこの試合。
強すぎる向かい風の上に雪が舞い、最初から「こりゃ中止だな」ってかんじに見えた。
しかし、運営は何としても試合を成立させたかった模様。

 

0時45分→1時00分→1時15分→1時30分→2時00分と小刻みにディレイを宣言。
もう中止にしようよってその度ごとに思った。
ところが2時00分にまさかの試合開始。

 

トップの小林潤志郎が127.5mを飛ぶもクラニエッツの138.0mに敗れる。
しかし、クラニエッツが飛んだのは潤志郎の30分後。
試合はこんな感じでレッドシグナルやディレイで遅々として進まず。
作山は107.0mに降りるのがやっとな感じでヤコブセンの127.5mに敗れる。

 

で、11人目のアイゼンビヒラーが飛び終えたところでジュリー会議。
ようやくキャンセルが告げられる。
時に3時15分。
実に、当初の開始予定時間から3時間後のこと。

 

このまま進行すれば、大貴はヴァンクと、竹内はロウリーと、葛西はコウデルカと対戦するはずだった。
余談ながら、葛西がブログで予選を棄権した3人に苦言を呈しているんだけど・・・
これ、全くその通りだと思う。
ジャンプ週間に限っては免除組であっても予選出場を義務付けるべきだと思うけどね。

 

それにしても観客の盛り上がりがスゴイ!
この雰囲気は最高だよ。
こんな熱心な観客のことを思えば、わずか11人でも飛ばしたことに意味があると思える。

 

追記(12/29 15:00) 
 
29日(月)に延期開催。(日本時間30日1時30分開始)