悪天候によりキャンセル 代替試合の予定はなく総合優勝は9分9厘ニカ・プレヴツの手中に
Official Results
女子ワールドカップにおいて史上初のフライング戦となるはずの試合だったが、残念ながら強風のため中止に。
代替試合の予定はない模様。
RAW AIRのうちの一試合なので、代替試合を行うとすればRAW AIRの期間中に行うべきということだろうか。
そうだとしたら日曜にダブルヘッダーを行うしかないが、同じく中止となった男子がタブルヘッダーを行うことになったので4試合は無理ということなのだろうか?
少し話は変わるが、同一会場での男女同時開催はそもそも無理があるのではないかという気がする。
まずは今回のように悪天候で中止になる場合は共倒れとなってしまう。
更に言えば、運営スタッフの負担が大きすぎやしないか?
大倉山でやると想定してみよう。
ジュリーメンバーはいつも通り男女でそれぞれ別の人たちが担当するが、飛距離審判員、パッカー等の整備員、救護班、その他の裏方… これらの運営スタッフはどうだろう。
2セット用意することはできないだろうから、同じスタッフが2試合を掛け持ちしなければならないのではないだろうか。
…と考えると、代替試合を含めて1日4試合はかなり無理があるように思える。
もっとも、日本と違ってヨーロッパの強豪国では、そういった運営スタッフの2セットや3セットは、いくらでも集められるのかもしれないけれど。
RAW AIR 総合順位(暫定)
1 | エイリン‐マリア・クバンダル(NOR) | 1359.2 |
2 | エバ・ピンケルニッヒ(AUT) | -53.5 |
3 | ニカ・プレヴツ(SLO) | -83.7 |
4 | カタリナ・シュミット(GER) | -114.8 |
5 | ニカ・クリジュナル(SLO) | -130.7 |
ワールドカップ 総合順位(暫定)
1 | ニカ・プレヴツ(SLO) | 1370 |
2 | エバ・ピンケルニッヒ(AUT) | -194 |
3 | 伊藤 有希(JPN) | -429 |
4 | アレクサンドリア・ルティト(CAN) | -452 |
5 | ジャクリーン・ザイフリーズベルガー(AUT) | -511 |
代替試合がないとなると残るは2試合。
ピンケルニッヒが2連勝したとしても、プレヴツは2試合で7pt以上獲るだけでよい。
ヴィケルスンFHの出場は17名なので、最下位だとしても14ptが得られる。
よって、プレヴツが失格にならない限り日曜のヴィケルスンでタイトルが決まることになる。
いいね!が励みになります