第37回札幌市長杯宮の森サマージャンプ大会

茂野美咲が今季初V 渡部陸太と小林龍尚は勝利を失う

2019年8月2日(金) 札幌市 宮の森ジャンプ競技場 HS100/K90

女子組(ゲート1本目18、2本目17)

 茂野 美咲(CHINTAIスキークラブ)  234.5pt
 勢藤 理桜(下川商業高校)  212.5pt
 五十嵐 彩佳(札幌大学) 206.0pt

公式リザルト

少年組(ゲート1本目5、2本目5)

 竹花 大松(東海大学付属札幌高校)  200.5pt
 二階堂 蓮(下川商業高校)  197.5pt
 工藤 漱太(下川商業高校) 195.5pt
 
 小林 龍尚(盛岡中央高校)  189.5pt
 日下 瑠基(下川商業高校)  178.0pt
 西方 優人(飯山高校)  172.5pt

公式リザルト

成年組(ゲート1本目5、2本目5)

 小林 陵侑(土屋ホームスキー部)  223.5pt
 渡部 陸太(東京美装グループスキー部)  223.0pt
 渡部 弘晃(東京美装グループスキー部) 221.0pt
 
 山田 勇也(ガーデン鈴木)  220.0pt
 伊藤 謙司郎(雪印メグミルクスキー部)  217.0pt
 伊藤 将充(土屋ホームスキー部)  212.0pt

公式リザルト

男子組総合(ゲート1本目5、2本目5)

 小林 陵侑(土屋ホームスキー部)  223.5pt
 渡部 陸太(東京美装グループスキー部)  223.0pt
 渡部 弘晃(東京美装グループスキー部) 221.0pt
 
 山田 勇也(ガーデン鈴木)  220.0pt
 伊藤 謙司郎(雪印メグミルクスキー部)  217.0pt
 伊藤 将充(土屋ホームスキー部)  212.0pt

公式リザルト


 

1本目が終わって成年組トップは渡部陸太。小林陵侑は4位につけた。
一方、少年組のトップは小林龍尚。95.0mを飛び2位に20.0pt差をつける断トツのトップだ。
成年組と少年組は混合で飛ぶわけだが、この時点で達尚は男子組の総合で3位。対して陵侑は5位。龍尚が総合王者である兄を上回った。

 

逆順で飛ぶ2本目。渋めのゲート設定だったこともあり誰もK点に届かない中、陵侑でさえも87.5mにとどまり優勝するには厳しいかもしれない状況。それどころか達尚にも負けてしまうかもしれない状況。

 

その龍尚の2本目。横風に煽られたか空中で完全にバランスを崩し、そのままストンと70m付近に落ちてしまった。
その瞬間、固唾を飲んで観ていた他の選手たちから「あぁ~」と一斉にため息が漏れた。龍尚の少年組優勝というよりは、龍尚が兄を打ち負かすことをみんな期待して観ていたのだろう。
達尚は、兄を上回るどころか少年組の優勝を-いや、表彰台すら-失ってしまった。

 

選手たちからのため息は陸太のときにも起こった。
陸太がカレントリーダーに上がってきた陵侑に勝つには87.0mぐらいは必要だったはず。この時点での2本目の最長不倒は88.5mだったので、簡単ではないとはいえ決して困難ともいえないミッション。
しかし、結果は80.0m。先日の名寄ほどではないにしてもこの日も風のいたずらは多々あった。でもそれよりも、この場面の陸太は緊張によるところが大きかっただろうか。

 

女子は茂野美咲が2位に22.0pt差をつけた圧勝で今季初優勝。
国内2連勝中で優勝候補の一人であった岩佐明香が全く風が凪いだ中を飛ばされてかわいそうだった。

 

気温は33度に達していたらしいが、常に良い風が吹いていたので個人的にはいうほど暑さを感じなかった。
まあ、選手たちにとっては必ずしも”良い風”ではなかったかもしれないけど。

 

女子組


1 茂野 美咲(CHINTAIスキークラブ)

 


2 勢藤 理桜(下川商業高校)

 


3 五十嵐 彩佳(札幌大学)

 


4  宮﨑 彩音(飯山高校)

 


5 大井 栞(早稲田大学)

 


6 小林 諭果(CHINTAIスキークラブ)

 

少年組


1 竹花 大松(東海大学付属札幌高校)

 


2 二階堂 蓮(下川商業高校)

 


3 工藤 漱太(下川商業高校)

 


4 小林 龍尚(盛岡中央高校)

 


5 日下 瑠基(下川商業高校)

 


6 西方 優人(飯山高校)

 

成年組


1 小林 陵侑(土屋ホームスキー部)

 


2 渡部 陸太(東京美装グループスキー部)

 


3 渡部 弘晃(東京美装グループスキー部)

 


4 山田 勇也(ガーデン鈴木)

 


5 伊藤 謙司郎(雪印メグミルクスキー部)

 


6 伊藤 将充(土屋ホームスキー部)

 

表彰式


女子組

 


女子組最長不倒賞 茂野 美咲(93.0m)

 


少年組

 


少年組 

 


少年組最長不倒賞 小林 龍尚(95.0m)

 


成年組

 


成年組

 


成年組最長不倒賞 渡部 陸太(99.5m)

 


 

船木和喜のメットが変わった。
この日は8位。
何気に今季の船木は調子が良いように見える。