2014年1月19日(日) 札幌 大倉山ジャンプ競技場 HS134
1本目。大倉山にしては珍しくK点付近はほぼ無風。
しかし、1本目の終盤から、冷たく刺すような向かい風が強く吹き始める。
飛びすぎが心配。
葛西はゲートファクターの加点なんてルールはないけれど、昨日同様ゲートを「下げる」
大貴はHBCカップの時にもやったようにヒルサイズ手前で大きく手を広げて早目に「落とす」
五輪を前にして、札幌大会を直前にして、何よりも怪我が怖い二人が見せた大人のジャンプ。
ゲートを下げた途端に風が収まり、誰よりも飛距離にこだわりを持つ葛西にとっては悔しいジャンプだったみたい。
でも、こちらとしては今の時期に140mを超えるような危険なジャンプは心臓に悪いので、このぐらいで十分ですよ、葛西さん。
第53回STVカップ国際スキージャンプ競技大会
優勝 マルクス・アイゼンビヒラー (ドイツ) 287.8
2位 伊東 大貴 (雪印メグミルクスキー部) 284.1
3位 清水 礼留飛 (雪印メグミルクスキー部) 259.7
4位 小林 潤志郎 (東海大学) 258.2
5位 葛西 紀明 (土屋ホームスキー部) 255.7
6位 ロベルト・フルゴタ (スロベニア) 253.5
FISコンチネンタルカップスキージャンプ2014 第15戦札幌
優勝 マルクス・アイゼンビヒラー (ドイツ) 287.8
2位 小林 潤志郎 (東海大学) 258.2
3位 ロベルト・フルゴタ (スロベニア) 253.5
4位 ダスティー・コレック (カナダ) 243.4
5位 シメン・キー・グリムスルード (ノルウェー) 243.2
6位 ダニー・キュック (ドイツ) 242.0
19位 岡部 孝信 (雪印メグミルクスキー部) 215.6
20位 細山 周作 (雪印メグミルクスキー部) 214.6
40位 佐藤 幸椰 (札幌日本大学高校) 79.7
表彰式
STVカップ表彰式 左から 伊東(2位) アイゼンビヒラー(優勝) 清水(3位)
左から 伊東、アイゼンビヒラー、清水、小林、葛西、フルゴタ
最長不倒賞 ダスティー・コレック (カナダ) 139m
コンチネンタルカップ表彰式 小林(2位) アイゼンビヒラー(優勝) フルゴタ(3位)
左から 小林、アイゼンビヒラー、フルゴタ、コレック、グリムスルード、キュック
マルクス・アイゼンビヒラー。
この人の名前は覚えておいた方がいいかも。
層の厚いドイツ勢の中で、WCメンバー入りは大変だろうけど。