竹内択が逆転優勝 GP通算3勝目
2016年8月28日(日) 白馬(JPN)HS131/K120
7th Grand Prix Competition
① 竹内 択(北野建設スキー部) 242.2pt(130.0m 127.0m)
② ヨアヒム・ハウアー(NOR) 239.5pt(126.5m 128.0m)
③ アンデシュ・ファンネメル(NOR) 237.7pt(123.0m 132.0m)
5 小林 陵侑(土屋ホームスキー部) 229.6pt(121.5m 128.0m)
16 伊東 大貴(雪印メグミルクスキー部) 202.1pt(117.0m 121.5m)
22 葛西 紀明(土屋ホームスキー部) 188.8pt(119.0m 108.0m)
29 小林 潤志郎(雪印メグミルクスキー部) 166.2pt(111.0m 109.5m)
30 原田 侑武(雪印メグミルクスキー部) 162.0pt(113.5m 105.0m)
竹内択が1本目2位からの逆転で優勝。
2012年アルマトイ、2014年アルマトイに続くGP3勝目。
昨日も、もし優勝したら2月に生まれたお子さんを抱いて表彰台に上るつもりだったらしいけど、今日はそれが叶った。
昨日よりも向かい風が強く、1本目はその風の恩恵を受けたUSAのビックナーが135.0m飛んで首位で折り返して驚かされた。
けれど、終わってみれば地力に勝る顔ぶれが上位を占めた。
陵侑は昨日の6位から一つ上げて5位。
特に2本目は数値上はかなり悪い風を受けているんだけど2位。
数値上ほぼ同じ風を受けた葛西の2本目が25位だからね。
優勝した竹内と同じぐらい陵侑の2本目は見ごたえのある凄いジャンプだったと思う。
ところで、白馬は競技中ずっと場内で音楽を流し続けているんだね。
大倉と宮の森では選手がゲートインして飛び終わるまでの間は音楽を切るのがルーティン。
アプローチを滑り降りてくる音、フライト中の風を切る音、着地の衝撃音、そして着地と同時に時折聞かれる悔しさまぎれに選手が発する声・・・
こういうのも生観戦の醍醐味だと思うので、個人的にはそれをスポイルするようなことはいかがなものかと。