2014/15 FISスキージャンプワールドカップ男子個人第30戦プラニツァ

プレヴツがオール20点の飛型点で優勝 フロイントとの総合優勝争いは最終戦へ

2015年3月20日(金)プラニツァ(SLO)HS225/K200

① ぺテル・プレヴツ(SLO) 478.5pt(248.5m 233.0m)
② ユーリ・テペシュ(SLO) 461.9pt(223.0m 233.0m)
③ シュテファン・クラフト(AUT) 461.8pt(240.0m 238.5m)

5 葛西 紀明(土屋ホーム) 440.7pt(217.0m 229.5m)
19 伊東 大貴(雪印メグミルク) 388.9pt(204.5m 215.0m)
21 竹内 択(北野建設) 384.1pt(212.0m 207.0m)
25 小林 潤志郎(雪印メグミルク) 373.7pt(218.0m 194.0m)

予選不通過 作山 憲斗(北野建設)
予選不通過 栃本 翔平(雪印メグミルク)

 



改修により生まれ変わったこの台がどんなスペクタクルを見せてくれるのか期待していたけど・・・
飛距離的には凄すぎたヴィケルスンほどではなかったけど、飛型点が!
優勝したプレヴツの2本目は5人のジャッジがオール20点。
他にも、テペシュ、クラフト、ベルタに合わせて16もの20.0ptが乱発された。
う~ん、ちょっとこれは出しすぎだと思う。

 

けれどもプレヴツの優勝は文句なし。
特にこの日の最長不倒となる1本目は観ていて気持ちいほど綺麗でグングン伸びる素晴らしい飛躍だったと思う。
プレヴツは今季3勝目。

 

総合トップのセヴェリン・フロイント(GER)が4位に終わったため、94ptあった差が44ptに縮まった。
最終戦で仮にプレヴツが優勝してもフロイントは3位に入ればトップを守れる。
個人的には今季ここまで9勝しているフロイントがチャンピオンにふさわしいと思うけど、さてどうなりますか。

 

2位テペシュはクルムのフライング以来となる今季2度目の表彰台。
3位クラフトは4戦ぶりの表彰台。ただし、総合優勝の可能性は消滅してしまった。
今季はフライングで2度の最下位という憂き目にあったクラニエッツが何とか11位になってくれたことが何にもましてうれしい。

 

それとね、シーズン序盤のハイエクのヒゲもどうかと思ったけど、今日のアホネンのヒゲもどうしたものか。
FISは「アダム・マリシュに敬意を表して鼻の下のヒゲを禁止する」旨を来シーズンからルールブックに載せてほしい。

 

 

総合順位 (現時点)
セヴェリン・フロイント(GER) 1693
ぺテル・プレヴツ(SLO) 1649
シュテファン・クラフト(AUT) 1528
アンデシュ・ファンネメル(NOR) 1137
ミハエル・ハイベック(AUT) 1117 1up
ロマン・コウデルカ(CZE) 1106 1down
葛西 紀明(JPN) 1105
ルネ・ベルタ(NOR) 788
カミル・ストッフ(POL) 775
10 グレゴア・シュリーレンツァウアー(AUT) 710