スキージャンプFISワールドカップ2025/26男子個人第20戦ヴィリンゲン

ドメン・プレヴツが他を寄せ付けず4連勝 二階堂蓮は2試合連続の2位で自信みなぎる

24th World Cup Competition
  • 2026年2月1日(日)
  • ヴィリンゲン(GER)
  • Large Hill Individual
  • HS147/K130

Official Results

1  ドメン・プレヴツ(SLO) 293.0pt
2  二階堂 蓮(日本ビールスキー部) 261.3pt
3  フィリップ・ライムント(GER) 253.1pt
 
18  小林 陵侑(TEAM ROY) 218.9pt
19  内藤 智文(山形市役所) 217.3pt
25  佐藤 幸椰(雪印メグミルクスキー部) 196.5pt

予選リザルト 本戦リザルト


前日の試合後に、155.0mを飛んだドメン・プレヴツを指し「僕もそれくらい飛べる可能性がある。異次元とは思わない」とコメントした二階堂蓮。
それをさっそく証明して見せた。

1本目は147.0mでトップに立ったプレヴツに対し142.0mで7位だった二階堂。
しかし、2本目では条件が良さとゲートが一段高かったとはいえ、プレヴツを0.5m上回る152.5m。着地も決めた。

7位から5人捲って2試合連続となる2位表彰台。
「メダルは堅いと思う」と自信をみなぎらせて五輪に臨むことになる。

飛距離では競り合ったが、31.7pt差で圧勝したドメン・プレヴツ。
1本目では、上位陣の中ではただ一人2段低いゲートからのスタート。1.5km/hほどスピードを削られながらも一番飛距離を出した。そして何事もなかったかのような軽やかな着地。
2本目もまた、ただ一人一段低いゲート。左右に揺れながらも飛距離を伸ばし152.0m。

圧倒的な強さを見せつけ4連勝でイタリアに乗り込むこととなったドメン・プレヴツ。
今季の目標としていたタイトルのうち二つ(ジャンプ週間とフライング世界選手権)を既に獲得しているので、この先の全てはボーナスみたいなものだとして、五輪で失うものはないという。こんな境地に立つプレヴツを誰が止められるというのか。

その候補の一人と目される小林陵侑は、今季初めてトップ10入りとならなかった。
試合後コメントとしては、「内容はそこまでひどくない」といつもの陵侑と変わらず、「見直すいいタイミングになった」と、これもいつもの陵侑と変わらない。
「相変わらず楽しみ」と締めたが、これもまたいつもの陵侑。何も心配はいらないと思う。

風が収まった中で飛ばされ、1本目は30位で辛くも2本目に進んだ内藤智文。
でも2本目ですぐにリベンジ。ヒルサイズに0.5mまで迫る146.5mで11人捲って19位。
もう、予選通過に苦しんだり、2本目進出にハラハラさせたりするような選手ではない。

WC個人総合順位

さて、オリンピック前のワールドカップの日程は終了。
男子は、2/9に個人ノーマルヒル、2/10に混合団体、2/14に個人ラージヒル、2/16にスーパーチーム戦が行われる。
小林陵侑、二階堂蓮、中村直幹の3選手は、すぐにイタリアに向かうことになる。

一方、彼らと共にフライング世界選手権団体で金メダルを獲った内藤智文は、この後すぐに帰国し市役所職員として選挙の仕事が待っているそうだ。
そして、2月15日に鹿角で開催される国スポに出場するらしい。

それぞれの場所で、みんながんばれ。