クリジュナル 今季2勝目で首位浮上 高梨沙羅 2位
2021年2月18日(木)ルシュノフ(ROU)HS97/K90
9th World Cup Competition
1 | ニカ・クリジュナル(SLO) | 235.7pt |
2 | 高梨 沙羅(クラレ) | 232.9pt |
3 | シリエ・オプセット(NOR) | 230.1pt |
12 | 伊藤 有希(土屋ホーム) | 202.3pt |
18 | 丸山 希(明治大学) | 194.0pt |
34 | 勢藤 優花(北海道ハイテクAC) | 78.4pt |
45 | 岩渕 香里(北野建設) | 予選落ち |
2週間前のヒンツェンバッハでワールドカップ初優勝を遂げたクリジュナルが2勝目。
総合トップのクラマーがコロナの陰性証明が無効だったらしく出場できなかった為に、クリジュナルが首位に浮上。自身初のイエロービブを身にまとうこととなった。
3連勝とはならなかったが高梨沙羅は特に2本目で素晴らしいパフォーマンスを見せて2位。
惜しむらくは2本とも着地が決まらなかった。
クリジュナルとの最終的な差は2.8pt。テレマークさえ入れば勝てていただけに残念と言えば残念。
しかし、沙羅も総合2位に浮上。
クリジュナルとは45pt差。
頂点が見えてきたが、こうなるとあの失格がホントに痛い。
優勝争いと同じくらいに注目を集めたのは、エバ・ピンケルニッヒの復帰。
シーズン前の練習中に転倒し脾臓破裂の大怪我を負ったが、この日は以前と変わらぬ明るい笑顔を見せ7位。
世界選手権を前にして、クリジュナルにとっても沙羅にとっても、なんとも手強い選手が還ってきたものだ。
オプセットは3戦連続の3位で、今季5度目の表彰台。いつでも勝てる準備が整っている。
ジュニア世界選手権を制したビヨルセットはその勢いのままに1本目で2位。
伊藤有希は1本目20位から2本目は7番手のスコアで最終12位。
丸山希も28位の折り返しから2本目は8番手のスコアで18位まで順位を上げた。
なお、ドイツAチームは世界選手権に向けて調整の為エントリーしなかった。