ガイガー今季初優勝で総合トップに躍り出る
2020年1月11日(土)バルディフィエンメ(ITA)HS104/K95
15th World Cup Competition
1 | カール・ガイガー(GER) | 294.6pt |
2 | シュテファン・クラフト(AUT) | 286.9pt |
3 | ダヴィド・クバツキ(POL) | 279.9pt |
11 | 佐藤 幸椰(雪印メグミルク) | 268.5pt |
12 | 伊東 大貴(雪印メグミルク) | 266.0pt |
26 | 小林 陵侑(土屋ホーム) | 250.5pt |
30 | 佐藤 慧一(雪印メグミルク) | 241.4pt |
34 | 中村 直幹(東海大学札幌SC) | 121.9pt |
35 | 小林 潤志郎(雪印メグミルク) | 121.7pt |
カール・ガイガーが踏切の瞬間で勝負あったと思わせるような完璧な2本のジャンプを決めて完勝。
今季初勝利。総合トップに躍り出て、自身初となるイエロービブを身にまとうこととなった。
今季はここまで12戦ですべてシングル。大崩れすることが想像できないぐらい安定している。
技術的な理由によりLHからNHに変更された今大会。
LHとは違う結果も期待されるところではあったけれど、終わってみれば好調な3人が表彰台を占めた。
クラフトは今季3度目の2位。ちなみに今季は4位も4回ある。残念賞をあげたい。
ジャンプ週間覇者クバツキは5戦連続の表彰台。
もう一人の好調な選手であるリンビークはスーツの違反で失格。
番狂わせがあったとすれば小林陵侑。
ジャンプ週間最終戦のJスポ解説にもあった通り、やはり相当お疲れらしい。1本目でスキーを担いでスタートハウスへ上っていくシーンがカメラに抜かれたけれど、フラストレーションが溜まりまくっている感じに見えた。
試合後には「何も考えられない」「ずっと疲れている」といった本人の言葉も報道されており、とどめは「あまりモチベーションがない」
疲れていてモチベーションの上がらない状態を解消するには休ませる以外に手はないと思える。仮に次の試合で好結果を出したとしてもそれで疲れが消えるものでもないだろう。
このピリオドから日本のWC出場枠は6に戻ったため竹内択が外れてCOCに回ることとなったけど、竹内を戻して陵侑は帰国させるとかできないものかね。
でも、エンゲルベルクの件があるからねぇ…