グランネル3連勝 7試合ぶりにラニセク、クバツキと揃い踏み
2023年2月4日(土) ヴィリンゲン(GER)HS147/K130
22nd World Cup Competition
1 | ハルヴォア-エグナー・グランネル(NOR) | 296.6pt |
2 | アンツェ・ラニセク(SLO) | 293.9pt |
3 | ダヴィド・クバツキ(POL) | 281.3pt |
6 | 小林 陵侑(土屋ホームスキー部) | 263.5pt |
18 | 中村 直幹(Flying Laboratory SC) | 235.9pt |
32 | 竹内 択(team taku) | 101.9pt |
47 | 二階堂 蓮(日本ビールスキー部) | 85.4pt |
佐藤 慧一(雪印メグミルクスキー部) | 予選56位 | |
佐藤 幸椰(雪印メグミルクスキー部) | 予選57位 |
2m/sを超す向かい風が吹き大荒れだった前日の混合団体と違って、この日は1本目は向かい風、2本目は追い風と、はっきりと傾向が分かれた。
それでも1m/sを超えるようなことはなく前日に比べれば嘘のように落ち着いて観られる試合。
そんな中でもスペクタクルに富んでいたのはやはり向かい風の1本目。ラストの3人がHSジャンプを見せた。
ラニセクが150.0mかつ飛型点19点が3つ、クバツキが147.0m。
これを見たグランネルはリクエストで1段下げたにもかかわらず149.5mを飛び19点が5つ並んだ。
追い風が強まった2本目でラニセクが詰め寄るもののグランネルは逃げ切りに成功。
3連勝で今季8勝目。11連続表彰台。
ラニセクは7戦ぶり、クバツキは5戦ぶりの表彰台で、今季表彰台の主であったトリオが7試合ぶりに再結成。
札幌大会での勢いがクルムでは発揮されなかった小林陵侑。
新調したスーツに合わせた飛び方がフライングでは填まらなかっただけで、ラージヒルになれば再び填まるのでは? という素人考え丸出しの仮説を立てていたがどうだろう。
札幌での3表彰台に次ぐ6位。順位としては悪くないのではないだろうか。
ただし上位3名には大きく離された。この差をどうやって埋めるか。
陵侑以外では中村直幹が2試合連続の18位。苦しいながらも総合28位に踏みとどまっており、まずはコンスタントにポイントを獲り続けていきたいところ。
竹内択は32位で惜しくもポイント獲得を逃した。次に繋げるために何としてもポイントを獲りたい。