WC初開催のスーパーチーム オーストリアがV 日本は6位
2023年1月14日(土)蔵王(JPN)HS102/K95
14th World Cup Competition
1 | オーストリア | 624.6pt | ||
キアラ・クロイツァー エバ・ピンケルニッヒ |
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2 | ノルウェー | 589.3pt | ||
テア-ミニャン・ビョルセット アンナ-オディヌ・ストローム |
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3 | ドイツ | 581.8pt | ||
カタリナ・アルトハウス セリーナ・フライターク |
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6 | 日本 | 563.5pt | ||
丸山 希 高梨 沙羅 |
昨夏の男子GPルシュノフで初開催されたスーパーチーム戦。
ワールドカップでは男女通じて初開催となる。
各国2人でチームを組み、2回ずつ飛んだ上位8チームが3回目に進み合計点で順位を競う。
通常の団体戦では4人の選手を揃えられない国もあり、特に女子においてその傾向が強かった。
蔵王では2017/18から団体戦が開催されてきているが、遥々日本まで遠征してもチームを組めず見学に回るのはさすがにつらい。以前から2人制の開催を要望する各国の声は多かったらしい。
また、各国エース級でチームが組まれることで全体のレベルも上がる。
かつ、そのエース級の選手たちが通常より1本多い3本を飛ぶ姿を見られるお得感もある。
フォーマットとしては、なかなかよく考えられているのではないかとは思う。
日本は高梨沙羅と丸山希が組んだ。1回目こそ4位で表彰台争いに絡んでいたが結果は6位。
表彰台の3チームと4位のカナダは今季個人戦で優勝者を出してきているチーム。5位のスロベニアも2人が何度か表彰台に上ってきている。
対して日本の二人の表彰台はない。妥当な結果と言えるのではないか。
面白い試合ではあったけど、WCに団体戦は必要ないのでは? と日頃から思っているので、4人制のチームが組めないのなら無理をせずに個人戦を開催すればいいのにというのが正直な感想。
まぁ、会場のお客さんと、何よりも選手たちが楽しんだようなので余計な戯言に過ぎないのだけれど。
なお、オリンピックと世界選手権には団体戦は絶対に必要。