原田侑武 300点超えで圧勝 茂野美咲 接戦を制する
2019年3月10日(日) 札幌市 大倉山ジャンプ競技場 HS137/K123
女子組(ゲート1本目28、2本目28)
1 | 茂野 美咲(CHINTAIスキークラブ) | 230.0pt | 119.5m | 131.5m |
2 | 岩佐 明香(日本大学) | 229.5pt | 129.0m | 124.5m |
3 | 五十嵐 彩佳(札幌大学) | 191.4pt | 111.5m | 120.0m |
4 | 小林 諭果(CHINTAIスキークラブ) | 190.2pt | 112.0m | 120.5m |
5 | 勢藤 優花(北海道ハイテクアスリートクラブ) | 185.7pt | 120.0m | 107.5m |
6 | 成田 楓(小坂町スキークラブ) | 156.2pt | 107.5m | 107.5m |
少年組(ゲート1本目12、2本目10)
1 | 藤田 慎之介(東海大学付属札幌高校) | 234.0pt | 131.0m | 120.0m |
2 | 小林 龍尚(盛岡中央高校) | 227.0pt | 127.5m | 121.0m |
3 | 二階堂 蓮(下川商業高校) | 213.0pt | 122.5m | 118.5m |
4 | 山根 和治(札幌日本大学高校) | 185.3pt | 114.5m | 112.5m |
5 | 大井 駿(札幌日本大学高校) | 171.3pt | 116.5m | 103.0m |
6 | 池田 龍生(蘭越町スキー連盟) | 164.4pt | 112.0m | 104.5m |
成年組(ゲート1本目12、2本目10)
1 | 原田 侑武(雪印メグミルクスキー部) | 302.2pt | 143.0m | 142.0m |
2 | 竹内 択(北野建設) | 273.7pt | 139.0m | 131.0m |
3 | 内藤 智文(古河市スキー協会) | 269.1pt | 140.5m | 127.5m |
4 | 馬淵 源(秋田ゼロックス) | 258.5pt | 139.0m | 124.5m |
5 | 渡部 弘晃(東京美装グループスキー部) | 244.6pt | 125.5m | 132.5m |
6 | 栃本 翔平(雪印メグミルクスキー部) | 244.2pt | 129.5m | 125.5m |
男子総合(ゲート1本目12、2本目10)
1 | 原田 侑武(雪印メグミルクスキー部) | 302.2pt | 143.0m | 142.0m |
2 | 竹内 択(北野建設) | 273.7pt | 139.0m | 131.0m |
3 | 内藤 智文(古河市スキー協会) | 269.1pt | 140.5m | 127.5m |
4 | 馬淵 源(秋田ゼロックス) | 258.5pt | 139.0m | 124.5m |
5 | 渡部 弘晃(東京美装グループスキー部) | 244.6pt | 125.5m | 132.5m |
6 | 栃本 翔平(雪印メグミルクスキー部) | 244.2pt | 129.5m | 125.5m |
暖冬で積雪の少ない今年の札幌。
この日も天気が良く気温もプラス。
快適な観戦を期待して来てみれば強風とアプローチ不良でてんやわんや。
試技無しで定刻通り10時に女子1本目が始まったけれど、レッド頻発で15人飛ぶのに30分。
続けて始まった男子1本目は3人飛んだところで強風により中断。更に、プラスの気温と春の陽ざしに耐え切れなくなったアプローチの整備も含めて結局中断は45分間に渡った。
13時20分に女子2本目が始まると今度は転倒者が出て15分の中断。
試合が終わったのは14時半。
はぁ、快適な観戦はどこへやら。
アプローチ不良と風向風速により正直当たりハズレはあったとは思う。
そんな中、140mオーバーを2本揃えた原田侑武が300点超えで圧勝。
侑武は1週間前のTVh杯でも142.0mを飛んでいるが、風に煽られて飛距離を伸ばしたという感じではなく、直線的にグライダーのような軌道で飛んでくるので見ていて危なげがない。実際140mを超えながらも3本とも着地をきれいに決めており、なかなか見事なパフォーマンスだったように思う。
茂野美咲と岩佐明香は宮様NHに続き2試合連続で接戦を演じた。
両者の差は2試合とも0.5pt。
茂野はこれで国内3連勝。一方で岩佐は3戦連続2位。
アイザイにとっての陵侑のように、岩佐の前には常に茂野が立ちふさがる。
藤田慎之介は1本目で131.0mを飛び男子総合でも6位につけた。2本目は条件に恵まれなかったが男子総合で9位に入り、少年組では小林龍尚にNHの借りを返した。
春から東海大に進むようだが、少年組の括りとしてはこれが最後の試合。有終の美を飾った。
3.18追記 ごめんなさい。少年組の括りの試合はこれが最後ではありませんでした。(JOCジュニアオリンピックカップ2019)
女子組
1 茂野 美咲(CHINTAIスキークラブ)
2 岩佐 明香(日本大学)
3 五十嵐 彩佳(札幌大学)
4 小林 諭果(CHINTAIスキークラブ)
5 勢藤 理桜(下川商業高校)
6 成田 楓(小坂町スキークラブ)
少年組
1 藤田 慎之介(東海大学付属札幌高校)
2 小林 龍尚(盛岡中央高校)
3 二階堂 蓮(下川商業高校)
4 山根 和治(札幌日本大学高校)
5 大井 駿(札幌日本大学高校)
6 池田 龍生(蘭越町スキー連盟)
成年組
1 原田 侑武(雪印メグミルクスキー部)
2 竹内 択(北野建設)
3 内藤 智文(古河市スキー協会)
4 馬淵 源(秋田ゼロックス)
5 渡部 弘晃(東京美装グループスキー部)
6 栃本 翔平(雪印メグミルクスキー部)
一戸くる実(千葉花園中学校)が大倉山デビュー。
転倒者も出る難しい条件の試合だったけれど68.0mと61.0mで12位と健闘。
のへ氏も喜んでいることだろう。
ホントに雪の少ない大倉山。
陽が当たる場所ではどんどん雪解けが進んでいる。
おかげて、23日に予定されていた第20回伊藤杯シーズンファイナル大倉山ナイタージャンプ大会は会場を宮の森に移すこととなった。
宮の森でナイトゲームを観るのって2007年のFISノルディックスキー世界選手権札幌大会以来だと思う。
2本目は下で観た。
下で観るのはたぶん10年ぶり。
やっぱり上が好き。