チョフェニックが逆転で強さを示し今季5勝目 フォルファンとラニセクは明暗が分かれる
Official Results
1 | ダニエル・チョフェニック(AUT) | 316.7pt |
2 | ヨハン-アンドレ・フォルファン(NOR) | 309.4pt |
3 | ヤン・ヘール(AUT) | 309.3pt |
16 | 二階堂 蓮(日本ビールスキー部) | 279.6pt |
27 | 中村 直幹(Flying Laboratory SC) | 255.6pt |
38 | 小林 潤志郎(Wynn.) | 122.0pt |
40 | 小林 朔太郎(雪印メグミルクスキー部) | 117.0pt |
佐藤 慧一(雪印メグミルクスキー部) | スーツ失格 |
1本目でHSを5.0m超える目の覚めるような一発で、2位フォルファンに11.9ptの差をつけてトップに立ったラニセク。
これによりゲートが下がり後続の選手たちを苦しめる、してやったりの展開。
ところが2本目は何が起こったか130.0mにパタリと落ちてしまい苦笑い。
なんと20番手の得点。今季3度目の4位。またもあと一歩で表彰台に届かなかった。
一方、2位で折り返したフォルファンは、5位から追い上げてきたヘールをかわして2位を死守。その差は僅かに0.1pt。
今季初の表彰台が決まり雄叫び一発。
3位からの逆転勝利となったチョフェニック。
ラニセクの失速があったとはいえ、フォルファンとヘールを軽々と越えて見せた。
タイトルを決めたジャンプ週間最終戦からの2連勝。今季・通算5勝目。この勢いは収まりそうにない。
その陰で、序盤のリーダーであったパシュケが32位で今季初めてノーポイント。
チョフェニックに勝利数で並ばれ、総合で200pt以上の差が開いた。
もう一度、トップ争いに返り咲くことはできるだろうか。
小林陵侑が国内調整中の日本勢は、16位の二階堂蓮と27位の中村直幹の2名がポイント獲得。
COCでピリオド3位となった小林潤志郎がWCに還ってきたが、エントリーは何故か一枠余らせての5名。
ビショフスホーフェンでのCOCも一枠余っている。
つまり、あと二人を欧州に参戦させることができるのに、これはいったいどういう意図によるものだろう。
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FISコンチネンタルカップ第10戦ビショフスホーフェン
9 | 佐藤 幸椰(雪印メグミルクスキー部) | |
24 | 葛西 紀明(土屋ホーム) | |
25 | 内藤 智文(山形県スポーツ協会) |
COCの次戦は札幌3連戦。
その結果如何では佐藤幸椰がピリオド3位以内を狙えそうな位置にいる。
ただ、ノルウェー勢、オーストリア勢に加えてコットやライエが絡んできた。
激戦必至の札幌。
日本勢は10名がエントリーする。
WC札幌大会に生き残るのは誰か ー
- 坂野 旭飛(雪印メグミルクスキー部)
- 内藤 智文(山形県スポーツ協会)
- 葛西 紀明(土屋ホームスキー部)
- 竹内 択(team taku)
- 佐藤 幸椰(雪印メグミルクスキー部)
- 鈴木 翔(札幌手稲スキー協会)
- 中村 優斗(COOTS SC)
- 渡部 陸太(東京美装グループスキー部)
- 山元 豪(ダイチ)
- 竹花 大松(土屋ホームスキー部)
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