クラフトが今季7勝目で歴代表彰台記録更新 ポーランドツアーはオーストリアが逆転優勝
Official Results
1 | シュテファン・クラフト(AUT) | 332.3pt |
2 | アンドレアス・ヴェリンガー(GER) | 327.8pt |
3 | アンツェ・ラニセク(SLO) | 327.3pt |
5 | 小林 陵侑(TEAM ROY) | 324.7pt |
10 | 二階堂 蓮(日本ビールスキー部) | 315.8pt |
24 | 小林 潤志郎(雪印メグミルクスキー部) | 298.3pt |
中村 直幹(Flying Laboratory SC) | 予選53位 | |
竹内 択(team taku) | 予選54位 |
クラフトが今季7勝目を挙げた。
これにより、これまでヤンネ・アホネン(FIN)が持っていたワールドカップ表彰台登壇回数108回を上回り、歴代最多の109回の新記録を達成した。
また、この勝利でWC通算勝利数は37回となり、アホネンの36回を抜き歴代5位となった。
さらに、この勝利はポーランドツアーのタイトルをもオーストリアにもたらした。
前日までに首位スロベニアに対して2.4ptにまで肉薄していたが、4位のハイベックと共にポイントを積み上げ、3位ラニセク、6位コスのポイントを12.3pt上回り逆転。最終的に9.9pt差でタイトルを手中に収めた。
ツアー総合4位となった日本は小林陵侑が5位。
6試合ぶりに表彰台に届かなかったが、内容は悪くなかったと思う。
そして、二階堂蓮がついにトップ10に入った。
1本目は17位と出遅れたが、2本目は3番手の得点でジャンプアップ。
この2本目は、この日の最長不倒となる142.0m。追い風ながらも、かなり前傾をかけた攻撃的なジャンプだったように見えたが、しっかりとテレマークも決めて見せた。
全選手中で、この日一番のパフォーマンスだったといってよいのではないだろうか。
ポーランドツアーで主役を張りたかったポーランドチームは、しかし、脇役に徹してしまった。
スーパーチーム戦6位、団体戦6位、個人戦の最上位は予選と本戦を通じて、この日のズニシチョルの11位。
最大の見せ場は、このズニシチョルが1本目を4位で折り返したことだっただろうか。
ツアー総合は6位。
ポーランドツアー総合順位
1 | オーストリア | 3872.9pt |
2 | スロベニア | -9.9 |
3 | ドイツ | -129.5 |
4 | 日本 | -181.4 |
5 | ノルウェー | -231.1 |
6 | ポーランド | -340.6 |
さて、ワールドカップは、ここで一旦中断。
25日から28日までの日程でフライング世界選手権が実施される。
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