クラマーが総合優勝を決める ボガタイは今季2勝目
2022年3月12日(土)オーベルホフ(GER)HS100/K90
25th World Cup Competition
1 | ウルサ・ボガタイ(SLO) | 266.8pt |
2 | ニカ・クリジュナル(SLO) | 261.1pt |
3 | カタリナ・アルトハウス(GER) | 254.8pt |
4 | 高梨 沙羅(クラレ) | 243.4pt |
7 | 伊藤 有希(土屋ホームスキー部) | 219.6pt |
17 | 岩渕 香里(北野建設) | 193.6pt |
29 | 岩佐 明香(大林組スキー部) | 154.8pt |
42 | 勢藤 優花(北海道ハイテクAC) | 予選落ち |
クラマーが今シーズンの総合優勝を確定させた。
このオーベルホフ大会の2試合でシーズンは終わる。
前戦終了時点で総合トップのクラマーと2位クリジュナルの差は195pt。
オーベルホフでクリジュナルが連勝したとしてもクラマーはあと5pt加えるだけで総合優勝が確定するという局面だった。
(この場合、ポイントは並ぶが勝利数でクラマーが上回るため、総合優勝はクラマーとなる)
この日、クリジュナルは2位となり80ptを加えたが、クラマーが6位で40ptを加えたため勝敗が決した。
クラマーは昨シーズン、最多の7勝を挙げながらもコロナ陽性の疑いにより2試合の欠場を余儀なくされ、また、挽回の機会となるはずの大会も中止になってしまい結果的にタイトルを逃している。
2年越しで掴んだ栄冠。心から祝福したい。
試合に勝ったのはボガタイ。今シーズンの主役の一人だが意外にもこれが2勝目。
クリジュナル、アルトハウスは共に今季8度目の表彰台。
なお、総合2位クリジュナルと3位ボガタイの差は60ptなので、最終戦で入れ替わる可能性を残す。
高梨沙羅は今季4度目の4位。
総合5位以上が確定したが、54pt差の4位アルトハウスを逆転する可能性を残す。
伊藤有希は9戦連続の10位以内。
現在総合8位。これより上に上がる可能性はないが、なんとかこの順位で終わってほしい。