FISノルディックスキージュニア世界選手権2015アルマトイ男子個人

フォルファングが接戦を制し金 佐藤幸椰は惜しくも4位

2015年2月5日(木)アルマトイ(KAZ)HS106/k95

金 ヨハン・アンドレ・フォルファング(NOR)269.9pt(101.5m 103.0m)
銀 アンドレアス・ヴェリンガー(GER) 269.4pt(99.0m 101.0m)
銅 フィリップ・ショエーン(NOR) 266.0pt(99.5m 99.5m)

4 佐藤 幸椰(雪印メグミルクスキー部) 262.6pt(98.5m 99.0m)
25 伊藤 将充(下川商業高校) 235.2pt(93.5m 96.0m)
30 小林 陵侑(岩手盛岡中央高校) 227.2pt(95.0m 91.5m)

44 中村 直幹(東海大学付属第四高校) 106.5pt(90.5m)

 



ほとんど客入ってないカンジが2011年のアジア選手権を思い起こさせるアルマトイ。
コーチの旗を見る限りほとんど無風のようなんだけど、数値上はそれなりに風があって当たり外れもあった。

 

日本男子チームは直前にスロベニアとポーランドでコンチネンタルカップに出場しこの地に乗り込んだ。
将充がプラニツァ9位、ザコパネ18位。幸椰がザコパネ13位と結果を残す。
一方で予選落ちの悔しさを味わう選手もいたし、将充のスキーが折れるハプニングなどもあった。

 

1本目5位につけた幸椰の2本目は踏切に力が入りすぎちゃったように見えた。
そのせいで飛行姿勢が定まらずに、着地も不安定になってしまった。
それでも順位上げたし、気迫は感じたよ。

 

でも、メダル獲得した3人はやっぱりうまいなぁと思ってしまう。
踏切から飛行姿勢に入る動きが早いし無駄がない。
世界には若いけどすごい奴がいっぱいいるなぁと思う。
一方、前回大会(こちら)で誰一人2本目に進めなかったことを思えば、今回は日本の若者もよく頑張ったなぁとも思う。