フライング第1戦 ドメン・プレヴツがシュテファン・エンバッハーとのスペクタクルな戦いに競り勝つ

Official Results
| 1 | ドメン・プレヴツ(SLO) | 433.0pt |
| 2 | シュテファン・エンバッハ―(AUT) | 431.9pt |
| 3 | ヨナス・シュスター(AUT) | 401.1pt |
| 8 | 小林 陵侑(TEAM ROY) | 381.5pt |
| 12 | 中村 直幹(Flying Laboratory SC) | 372.5pt |
| 24 | 佐藤 幸椰(雪印メグミルクスキー部) | 347.5pt |
オリンピックによる約4週間の中断を挟み再開されたワールドカップ。
その初戦はいきなりのフライング戦。
今季の残り試合はチーム戦を含み11試合あるが、そのうちの7試合がフライングとなる。
オリンピックの盛り上がりを商機ととらえたJスポーツは無料放送。
ファン代表的な立場でとあるミュージシャンをゲストに呼び初心者向けの質問をさせ、それを一つ一つ丁寧に解説していくなど、その意気や良し。
ただ、試合展開はヒルサイズに迫るようなビッグジャンプは観られず、一様にK点付近に吸い込まれていく。
初めて見る方たちにフライングならではのスペクタクルを堪能していただけず少し残念に思っていたら…
シュテファン・エンバッハ―とドメン・プレヴツが魅せてくれた。
1本目でエンバッハーが223.0mでトップで折り返し。2位で折り返したプレヴツが228.5mでこれを逆転。
最後は1.1ptの僅差で勝敗が決まる、まさにスペクタクルな勝負となった。
ドメン・プレヴツは今季12勝目。
そして、今季2度目となる5連勝。再びワールドカップにおける最多連勝記録に並ぶ挑戦権を得た。
20歳になったばかりのエンバッハーは今季・通算4度目の表彰台。
オーストリアの選手であることからも分かっていたことではあるけれど、なかなかのフライング巧者。
そして3位には、ワールドカップ初表彰台となるヨナス・シュスター。彼もまたオーストリアの選手。
4位にダニエル・チョフェニック、5位にマキシミリアン・オルトナーと地元オーストリア勢が続くが、そんなオーストリア包囲網を蹴散らしたドメン・プレヴツの強さが益々際立つ。
ところで…
オリンピックでスキージャンプに興味を持った方が一番見たかったであろう二階堂蓮は、内藤智文と揃って予選を棄権。
二人は、成田空港で飛行機のトラブルがあり出発が遅れ、予選までに現地入りすることができなかったからだ。
その後、内藤はクルムに到着できたが、二階堂は中東情勢の悪化のあおりを受け、なんと経由地のドバイで足止めを喰らってしまった。
本人は無事なようなのだが、情報も少なく、この状態が今後いつまで続くのかもよくわからない。
とにかく1日も早くチームに合流できることを祈るのみ。

