悪天候により1本目の途中でキャンセル

第65回STVカップ
コンチネンタルカップ第6戦
風が強いだけでなく、午後からみぞれが降り、やがて季節外れの雨になるという予報。
この日はコンチネンタルカップ(COC)札幌大会第2戦を兼ねるSTVカップ終了後に、ダブルヘッダーでCOC札幌大会第3戦も予定されている。長い一日になりそう。
波乱は9時開始の試技から起こった。
38人飛んだところで中断。しかしこれは天候によるものではなくてシグナルの故障。
修復に時間を要するとのことで、割とあっさりと試技はキャンセルとなった。
1本目は予定通り10時に開始されるとアナウンスされたが、最初の選手が飛んだのは10時15分頃。
やはり風の状態が思わしくない。
それでも何とか試合は進行していったが、だんだんと向かい風が強くなる。
35番スタートの竹花大松は137.5mのビッグジャンプで場内を沸かしたが、この時のウィンドファクター(WF)はマイナス30点を超えていた。
マイナス30点の大台に乗るWFは2.8m/sほどの向かい風が吹いていることを意味する。
風の強い大倉山では初めて見る数字ではないが、さすがにそう多くはない。
堪らずにジュリーは10分間の中断を宣告。これが11時頃のこと。
- 更に10分延長で、開始予定は11時20分に
- 更に15分延長で、開始予定は11時35分に
- 更に15分延長で、開始予定は11時50分に
- 更に15分延長で、開始予定は12時05分に
- 更に25分延長で、開始予定は12時30分に
私は、この時点まで上に居残り続けたが、ジャッジタワー側から轟々と地鳴りのように響く風の音は初めて聞く音だったし、採暖テントが風に煽られ1mほど浮き上がったのも初めて見たし、ブレーキングトラックのフェンスが崩落するのも初めて見た。

それでも上に居残り続けたか理由は3つ。
1つ目は、私の居たランディングバーン横は言うほど風が強くなかったから。
この場所では、本当に風が強い時は時折身体を押されるほどになる。それでも競技が続いて行くような場面を何度も経験してきているので、それに比べると全然たいしたことがないと言える状態に思えた。
なので、ブレーキングトラック付近で、場を繋いでいるSTVのアナウンサーは何を大袈裟に騒いでいるのか。と、この時は思った。
2つ目は、採暖テントが飛ばされそうになったから。
テントに居た方たちは避難を強いられた様子が上から見て取れたが、そうすると座って休める場所はないだろう。 だったら、このまま上にいようと。
3つ目は、降りてまた昇ってくるのが面倒だったから。
- 更に30分延長で、開始予定は13時00分に。
12時25分頃にこのアナウンスを聞いて、さすがに上に居残り続けるのも間抜けな感じなので下に降りた。
降りてみて分かったのだが上よりも断然風が強い。
身体を押されて立っているのもままならない突風が吹く。なるほど、これならテントも浮くし、フェンスは崩落するし、アナウンサーも騒ぐわけだと合点がいった。
13時。
再開に向けて上に登って準備万端整えた。
が、結局はキャンセルの宣告。

35人飛んだ時点での上位6名と、COC日本代表の写真を挙げておく。
COCエントリーの選手だけでもあと22名いたので確かなことは言えないが、試合が成立していれば渡部陸太と竹花大松はそこそこのCOCポイントを獲得できたのではないか。
それを思うととても残念ではある。








COC札幌大会第3戦は、予定より30分遅れの14時30分開始予定。
気掛かりだったのは、開催国枠の6枠は持ち越されるのかということ。
何よりも、無事に実施できるのかということ。

