2014年2月10日(月) 現地時間 9日21時30分~
ロシア ソチ ルスキエ・ゴルキ・ジャンピング・センター HS106 k95
完勝ストッフ、ポーランドに42年ぶりの金!
金 カミル・ストッフ (ポーランド) (105.5m、103.5m) 278.0pt
銀 ぺテル・プレヴツ (スロベニア) (102.5、99.0) 265.3
銅 アンデシュ・バーダル (ノルウェー) (101.5、98.5) 264.1
4位 トーマス・ディートハルト (オーストリア) (99.0、98.0) 258.3
5位 ミハエル・ハイベック (オーストリア) (101.0、98.5) 258.0
6位 アンドレアス・ヴェリンガー (ドイツ) (96.0、101.5) 257.1
7位 マチェイ・コット (ポーランド) (101.5、98.5) 255.8
8位 葛西 紀明 (土屋ホームスキー部) (101.5、100.0) 255.2
18位 清水 礼留飛 (雪印メグミルクスキー部) (99.5、99.5) 246.4
21位 渡瀬 雄太 (雪印メグミルクスキー部) (99.5、97.0) 243.0
24位 竹内 択 (北野建設スキークラブ) (98.0、95.5) 239.4
最長不倒となった1本目も凄かったが、やはり圧巻は2本目。
5人のジャッジのうち2人が20点満点を出した渾身のテレマークランディング!
全く隙のないジャンプを2本揃えての完勝。
今のストッフを止められる人はいるのだろうか―?
2位プレヴツは2本とも3位の成績だったけどトータルで2位になって銀メダル。
ふたを開ければ、WC総合1位と2位がその勢いのまま来ちゃった感じ。
そして、みんな大好きバーダルが銅メダル。
メダリストとなった3人を除けば、どういうわけかほとんどの選手が2本のジャンプを揃えられていない。
1本目4位だったハイベックが2本目11位に沈んだり、逆に1本目14位だったヴェリンガーが2本目2位だったり・・・
とにかく、みんな1本目と2本目の順位の差が大きい。
風の影響がそんなに派手にあったわけでもないのに、オリンピックの重圧がそうさせているのか?
葛西も1本目8位と順位の上ではイマイチながら、この時点で3位プレヴツとの差は3.6pt。
十分にメダルを狙える位置につけたけど、今季これが何度目になるかわからない「1本目の好結果で表彰台を狙えると思ったことによる2本目の力みすぎ」により15位に沈んでしまって結果は8位。
100m越えを2本揃えたのは優勝したストッフと葛西だけという意地は見せたが・・・
まぁ、葛西が公言している「金メダル」は、ラージヒルを想定して言っていると私は勝手に思っているので、ノーマルヒルのこの結果は個人的にはそんなに気にならないけどね。
むしろ気になるのは択が得意のノーマルヒルでまったく振わなかったこと。
病み上がりで、かつ、実戦から遠ざかっていたことを差し引いても、この結果は寂しすぎる。
そして、気になるのはクラニエッツ。
予選で転倒して、ちょっと足引きずっているように見えたので心配していたけどまさか棄権するとは。
が、何よりも最も気になること。
それは、
日テレが競技の途中でCM入れたこと。