FISスキージャンプワールドカップ2013札幌大会 観戦ガイド

昨年好評だったので、今年も独断と偏見満載による観戦ガイドをアップします。

FISジャンプワールドカップ2013札幌大会
札幌市 大倉山ジャンプ競技場(ラージヒル HS134m)

1月18日(金)
・公式練習 15時00分
・予選開始 17時00分

1月19日(土)
・開場時間 14時00分
・試技開始 15時30分 
・競技開始 16時30分 
・TV中継
  NHK BS1 1/19(土)19:00~20:50(録画) 解説:原田雅彦
  NHK 総合  1/19(土)深夜1:45~2:45(録画) 解説:原田雅彦

1月20日(日)
・開場時間 8時00分
・予選開始 9時00分 
・競技開始 10時00分 
・TV中継  
  NTV系列全国22局ネット 1/20(日)15:00~16:10(録画) 解説:原田雅彦

※ タイムテーブルに関しては正確ではない可能性もあります。間違っていても当方では責任を負いかねますので、自己責任でお願いします。

 

チケット 
・前売券 大人1,600円
・当日券 大人2,000円 65歳以上・高校生1,000円 中学生以下無料

前売券は、プレイガイド等で余裕で手に入ります。
私はいつも前日とかにローソンのロッピーで買ってます。(今年もまだ買ってません)
当日券も余裕で買えます。

残念ながらワールドカップといえども観客はガラガラです。
無料招待券を配っている国内のテレビ局杯と比べてほとんど変わらない客の入りです。

まぁ、それでも、外国人の応援団なんかもいて、国内戦とは違う雰囲気が感じられて楽しいですけどね。

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一昨年のワールドカップ 土曜日


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一昨年のワールドカップ 日曜日

 

アクセス
新千歳空港→JR札幌駅   JR快速 約36分~40分 1,040円
・さっぽろ駅→大通→円山公園駅  地下鉄 目安10分(乗換含む) 約240円 
・円山バスターミナル→現地  バス 目安15分 200円 (ウィズユーカード可、乗継券可)

札幌の地下鉄は3路線あり、それら全てが大通駅で乗り換えられます。この乗り換えにさえ迷わなければ、そんなに恐れることは無いでしょう。

大通駅からは東西線の宮の沢行きに乗ります。3つ目の駅が円山公園。所用時間5分です。

改札を出ると、ほぼ全員が同じ方向(左)に歩きますから、その流れに乗ればOK。
動物の絵の描かれた地下通路を歩き切ると右手に円山バスターミナルに上がる階段&エスカレーターがあります。
それを上りきると正面のパン屋の前に「ジャンプ場行きバス乗り場→」の看板があります。
まぁ看板が無くてもすぐわかりますけどね。

とにかく階段&エスカレーターを上がったら右にまっすぐ歩けば突き当りがジャンプ場行きのバス乗り場です。オレンジ色の防寒着に身を包んだJR北海道バスの職員の方が待ち構えているのですぐわかります。

バスは時間帯によっては混みます。15分間隔ぐらいで運行しているようなので、混んでれば次を待ってもいいですが、どっちみち15分ぐらいで到着しますから。

・19日(土) 往路 14:00~16:30 復路 試合終了後随時
・20日(日) 往路  8:00~10:00 復路 試合終了後随時

余談ですが、右側に座ると、途中で車窓から荒井山ジャンプ台を見ることができます。
左側に座ると競技場近くの道路脇を選手達がランニングしている姿を見られることもあります。

タクシーで行くことももちろん可能ですが、それ以外の一般車両の乗り入れは制限されるので、クルマで行くことはできません。
ただし、円山動物園第一駐車場を「臨時駐車場」として無料で使用できます。円山バスターミナルを出たバスが円山動物園前で拾ってくれます。

 

観戦エリア
お好きなところでどうぞ(笑)

ブレーキングゾーン横(上の写真の辺り)だと、ゲートをスタートするところからサッツ、フライト、ランディング、ブレーキングと余すところ無く見ることができます。
そして何よりも、ゴーグルをはずした選手のご尊顔を間近で見ることができます。
普段はテレビでしか見ることのできない選手達を、ほんの数メートル先に見ることができるこの幸せ。
初めて行く方は、まずはこの場所でその幸せに酔いしれてみてはいかがでしょう。

ちなみに、私はいつも、ランディングバーン横の観戦エリア(写真右側)で観ています。

IMGP1969.jpg

ただし、ここからはスタートゲートや踏み切りは見えません。

私の場合、試技と1本目は写真を撮るのでランディングバーンのすぐ横で“かぶりつき”で観ていますが、2本目は少し離れたところ(写真右下のスポンサーの横断幕のあたりとか)で写真を取らずに観戦に集中します。

“かぶりつき”は迫力ありますが、ランディングバーンから少し離れたスポンサーの横断幕のあたりの方が見やすいです。

ランディングバーン横の観戦エリアへは短い距離ではありますが「登山」をする事になりますので、おしゃれなブーツとかの人はいかない方がいいかもです。
下りられなくなるし、そもそも登れません。
実際、私は過去におしゃれなブーツで登ろうとして”にっちもさっちも”いかなくなったことがあります。

 

お食事
お腹がすいても安心。
豚骨醤油ラーメン、天ぷらそば、天ぷらうどん、カレー丼・・・等々があります。
値段も400円~550円程度でこの手の場所としては良心的です。
味の方は・・・まぁこの手の場所としてはまずまずだと思います。

それ以外にも簡単に“つまめるもの”もありますよ。缶ビールやホットワインも!

 

お土産
大倉山は観光名所でもありますから、お土産屋さんもちゃんとあります。

歴代のオリンピック開催地名が入ったTシャツなんかもあります。
でも、ワールドカップの記念グッツ(例えばピンバッチだとか有料パンフだとか・・・)ってのは見たことないなぁ・・・
それと、残念ながら「涙の大ジャンプせんべい」は最近見かけなくなりました・・・

 

防寒対策
札幌市民は真冬でも街中では「防寒」よりも「おしゃれ」を重視した服装をしています。
でも、ジャンプ観戦ではおしゃれなんかどうでもいい。
常連さんは皆、街中じゃ絶対にしないであろう格好をしていますよ。かく言う私もそう。

例えば、札幌市民はスキーウェア着て街に出たりは絶対にしませんが、ここではスキーウェア着ている人も結構います。それで全然普通。

この冬の札幌は、記録的な寒さが続いています。
何度も大倉山に足を運んでいる私も、今年は例年以上に重装備で臨んでいます。
少しおおげさかな?って思うぐらいの厚着をしてきて、途中の地下鉄の中でどんなに恥ずかしい思いをしても、現地に着いて1時間も経つ頃には、周りで寒そうにしている人たちを横目に「勝ち組」意識にひたれます。

追記(1/17)
天気予報によると20日の予想最高気温は0度。この日は結構あったかそうです。

追記(1/21)
20日の大倉山は最高でもマイナス2度ぐらいまでしか上がりませんでした。
今年のこれまでの観戦では最高気温でしたが、吹雪いたせいもあって、いつもどおり寒かったです。
ちなみに先週の観戦はマイナス9度ぐらいだったでしょうか

 

その他
大倉山は施設が新しいので、トイレなんかもきれいで女性や小さなお子さんでも安心です。

ウィンタースポーツミュージアム(有料)が併設されていますので時間が許せばぜひ立ち寄りたいところですが・・・
ただし、帰りの最終バスが結構早いんですよねぇ。
表彰式終了後30分ぐらいでもう最終バスってかんじです。

 

 

初観戦の方にとって少しでも参考になればとの思いで書きましたが、独断と偏見の部分も多々ありますので、あくまでも参考程度にとどめておいてくださいね。
特にタイムテーブルに関しては情報が少ないので正確ではない可能性もあります。自己責任でお願いしますね。

とにかく皆さん、一緒にワールドカップ札幌大会を存分に楽しみましょう!

 

全日本スキー連盟発表による出場選手(15日現在)
伊東 大貴
竹内 択
葛西 紀明
岡部 孝信
小林 潤志郎
渡瀬 雄太

開催国枠で19日のみ出場
伊藤 謙司郎
栃本 翔平
作山 憲斗
田仲 翔大
鈴木 翔
渡部 弘晃

礼留飛は世界ジュニア出場のため外れた。

 

おおおおおお~~~!! 岡部~~!!

 

 

コメント

  1. いつも拝見させていただいてます。

    今年の札幌大会、2日目に東京から空路で当日入りしまして現地観戦しましたが、
    国際大会?と思えるほどの入り具合でしたね。
    オリンピックだけでなく日々の応援もしてほしいと常々感じます。

    大貴の2本目は衝撃的でいつもは誰が勝っても表彰式を観て帰るのですが、
    アタマの中が真っ白になってバス乗り場へ直行してしまいました(笑)
    また来年の札幌大会も航空機で駆けつけます!

  2. bleu_azurさん、コメントありがとうございます。

    K点付近で見ていた私には、大貴の2本目は、何が起こっているのかよくわかりませんでした。
    家に帰って放送見てびっくり。これはとんでもない衝撃映像だぞと。
    優勝への期待のかかる2本目でしたからねぇ… 表彰式見ないで帰られた気持ちもわかります。

    札幌に住んでいる人のほとんどが、ジャンプを生観戦したことなんかないと思います。
    道産子の私も初めて生ジャンプを観たのは40歳になろうかという頃ですから。
    飛行機で観に来るbleu_azurさんたちに比べれば、バスと地下鉄で観に行ける我々札幌市民は恵まれています。
    この恩恵を、もっと多くの札幌市民に味わってほしいと思っています。