FISスキージャンプワールドカップ2014札幌大会 観戦ガイド


伊東大貴

さて、今年も独断と偏見満載による観戦ガイドをアップします。

FISジャンプワールドカップ2014札幌大会
札幌市 大倉山ジャンプ競技場(ラージヒル HS134m)

 

タイムスケジュール
1月24日(金)
公式練習 14時30分
予選開始 16時30分

1月25日(土)
開場時間 14時00分
試技開始 15時30分 
競技開始 16時30分 
TV中継  NHK BS1 1/25(土)19:00~20:49(録画) 解説:原田雅彦
         NHK 総合  1/25(土)深夜1:35~2:35(録画) 解説:原田雅彦

1月26日(日)
開場時間 8時00分
予選開始 9時00分 
競技開始 10時00分 
TV中継  NTV系列全国22局ネット 1/26(日)15:00~16:10(録画)

※ タイムテーブルに関しては正確ではない可能性もあります。間違っていても当方では責任を負いかねますので、自己責任でお願いします。

 

チケット 
前売券 大人1,600円
当日券 大人2,000円 65歳以上・高校生1,000円 中学生以下無料

前売券は、プレイガイド等で余裕で手に入ります。
私はいつも前日とかにローソンのロッピーで買ってます。(今年もまだ買ってません)
当日券も余裕で買えます。

残念ながらワールドカップといえども観客はガラガラです。
無料招待券を配っている国内のテレビ局杯と比べてほとんど変わらない客の入りです。

まぁ、それでも、外国人の応援団なんかもいて、国内戦とは違う雰囲気が感じられて楽しいですけどね。


スキージャンプワールドカップ札幌大会
昨年のワールドカップ 土曜日


スキージャンプワールドカップ札幌大会
昨年のワールドカップ 日曜日

 

アクセス
新千歳空港→JR札幌駅   JR快速 約36分~40分 1,040円
さっぽろ駅→大通→円山公園駅  地下鉄 目安10分(乗換含む) 約240円 
円山バスターミナル→現地  バス 目安15分 200円 (ウィズユーカード可、乗継券可)

札幌の地下鉄は3路線あり、それら全てが大通駅で乗り換えられます。この乗り換えにさえ迷わなければ、そんなに恐れることは無いでしょう。

大通駅からは東西線の宮の沢行きに乗ります。
3つ目の駅が円山公園。
所用時間5分です。

改札を出ると、ほぼ全員が同じ方向(左)に歩きますから、その流れに乗ればOK。
動物の絵の描かれた地下通路を歩き切ると右手に円山バスターミナルに上がる階段&エスカレーターがあります。
それを上りきると正面のパン屋の前に「ジャンプ場行きバス乗り場→」の看板があります。
まぁ看板が無くてもすぐわかりますけどね。
とにかく階段&エスカレーターを上がったら右にまっすぐ歩けば突き当りがジャンプ場行きのバス乗り場です。
オレンジ色の防寒着に身を包んだJR北海道バスの職員の方が待ち構えているのですぐわかります。

バスは時間帯によっては混みます。15分間隔ぐらいで運行しているようなので、混んでいれば次を待ってもいいですが、どっちみち15分ぐらいで到着しますから、座れなくても苦になりません。

25日(土)  往路 14:00~17:00   復路 試合終了後随時
26日(日)  往路  8:00~10:30   復路 試合終了後随時

タクシーで行くことももちろん可能ですが、それ以外の一般車両の乗り入れは制限されるので、自家用車で行くことはできません。

ただし、円山動物園第一駐車場を「臨時駐車場」として無料で使用できます。
円山バスターミナルを出たバスが円山動物園正門前で拾ってくれます。
ただし、時間帯によってはここからバスに乗るのはちょっと大変かもしれません。円山バスターミナルを出た時点ですでに結構混んでいたりしますから。

 

観戦エリア
お好きなところでどうぞ(笑)

ブレーキングゾーン横(上の写真の辺り)だと、ゲートをスタートするところからサッツ、フライト、ランディング、ブレーキングと余すところ無く見ることができます。
そして何よりも、ゴーグルをはずした選手のご尊顔を間近で見ることができます。
優勝を決めた選手がフェンス越しにハイタッチをしてくれたりもします。
(上の土曜の写真はまさにその瞬間。マトゥラが観客と喜びを分かち合っています)
普段はテレビでしか見ることのできない選手達を、ほんの数メートル先に見ることができるこの幸せ。
初めて行く方は、まずはこの場所でその幸せに酔いしれてみてはいかがでしょう。

ちなみに、私はいつも、ランディングバーン横の観戦エリア(写真右側)で観ています。


IMGP1969.jpg
ただし、ここからはスタートゲートや踏み切りは見えません。

ランディングバーン横の観戦エリアへは短い距離ではありますが「登山」をする事になりますので、おしゃれなブーツとかの人はいかない方がいいかもです。
下りられなくなるし、そもそも登れません。
実際、私は過去におしゃれなブーツで登ろうとして”にっちもさっちも”いかなくなったことがあります。

 

お食事
お腹がすいても安心。

豚骨醤油ラーメン、天ぷらそば、天ぷらうどん、カレー丼・・・等々があります。
値段も400円~550円程度でこの手の場所としては良心的です。
味の方は・・・まぁこの手の場所としてはまずまずだと思います。

それ以外にも簡単に“つまめるもの”もありますよ。缶ビールやホットワインも!

 

お土産
大倉山は観光名所でもありますから、お土産屋さんもちゃんとあります。

歴代オリンピック開催地名が入ったTシャツなんかもあります。

でも、ワールドカップの記念グッツ(例えばピンバッチだとか有料パンフだとか・・・)ってのは見たことないなぁ・・・

 

防寒対策
札幌市民は真冬でも街中では「防寒」よりも「おしゃれ」を重視した服装をしています。
でも、ジャンプ観戦ではおしゃれなんかどうでもいい。

常連さんは皆、街中じゃ絶対にしないであろう格好をしていますよ。
かく言う私もそう。

例えば、札幌市民はスキーウェア着て街に出たりは絶対にしませんが、ここではスキーウェア着ている人も結構います。それで全然普通。

逆に、帽子も手袋もなしで観てたりしたらそのほうが確実に浮きます。

少しおおげさかな?って思うぐらいの厚着をしてきて、途中の地下鉄の中でどんなに恥ずかしい思いをしても、現地に着いて1時間も経つ頃には、周りで寒そうにしている人たちを横目に「勝ち組」意識にひたれます。

 

その他
大倉山は施設が新しいので、トイレなんかもきれいで女性や小さなお子さんでも安心です。

ウィンタースポーツミュージアム(有料)が併設されていますので時間が許せばぜひ立ち寄りたいところですが・・・
ただし、帰りの最終バスが結構早いんですよねぇ。
表彰式終了後30分ぐらいでもう最終バスってかんじです。

 

 

初観戦の方にとって少しでも参考になればとの思いで書きましたが、独断と偏見の部分も多々ありますので、あくまでも参考程度にとどめておいてくださいね。

とにかく皆さん、一緒にワールドカップ札幌大会を存分に楽しみましょう!

 

 


スキージャンプワールドカップ札幌大会

 

 

全日本スキー連盟発表による出場選手(21日現在)
伊東 大貴 (雪印メグミルク)
竹内 択 (北野建設)
葛西 紀明 (土屋ホーム)
渡瀬 雄太 (雪印メグミルク)
清水 礼留飛 (雪印メグミルク)

開催国枠
岡部 孝信 (雪印メグミルク)
小林 潤志郎 (東海大学)
伊藤 謙司郎 (雪印メグミルク)
栃本 翔平 (雪印メグミルク)
高橋 大斗 (土屋ホーム)
細山 周作 (雪印メグミルク) 
佐藤 幸椰 (札幌日本大学高校) 竹内欠場の場合のみ出場

 

 

コメント

  1. はじめまして。詳しい情報をありがとうございます。
    スキージャンプ初観戦に行こうと考えているものです。

    質問なんですが、土曜日と日曜日の違いはなんなのですか?
    それと競技は何時ごろ終わるんでしょう?
    スキーのウェアで見ようと思うのですが、着替えるところはありますか?

  2. ジャンプ初観戦さん、コメントありがとうございます。
    ミュージアムや仮設テントなど、屋内の施設がありますから、下着姿になったりするのでなければ着替えは可能です。

    競技の終了時間は天候次第です。
    長い中断があったり、途中で中止になったりすることもままありますから。
    順調に進めば、表彰式まで見たとして土曜は19時半頃、日曜は13時頃までには帰りのバスに乗れるんじゃないでしょうか?

    土曜日と日曜日の違いはなにか?
    う~ん、ちょっとご質問の意味がよくわからないのですが・・・
    東京ドームでの巨人vs阪神の二連戦を、土曜日はナイターで、翌日曜日はデーゲームでやるっていうイメージでしょうかね。

    他には、
    日曜は、予選と本選を同日にやる。
    土曜は、前日に予選をやり、当日は試技と本選をやる。
    土曜は開催国枠の日本人選手が出場するけど日曜は出ない。

    こんなところでしょうか。

  3. 返信ありがとうございます。
    土曜も日曜も優勝が決まるのですね。

    明日行ってきます。

  4. ジャンプ初観戦へ

    >土曜も日曜も優勝が決まるのですね。

    そうです、そうです。
    土曜と日曜は独立した2つの試合です。

    あと、開催国枠の選手は土曜日しか出ないと書きましたが、
    両日とも出場の誤りでした。
    ごめんなさい。